
- WordPressでランディングページを作りたいけど、どうやって作れば良いのかな?
- 具体的な作り方の手順や、注意点を詳しく知りたい。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- WordPressでランディングページを作る流れ【全体像】
- WordPressでランディングページを作る手順5つ
- ランディングページを作る時の注意点2つ
なお、この記事を書いている筆者は、WordPress歴は10年以上あり、この10年の間に、様々なランディングページを自作してきました。
WordPressで作ったランディングページは覚えているだけでも30以上あり、セールスレターや、スクイーズページ(メルマガ登録ページ)、セミナー告知など、様々なページを作りました。
こういった経験と実績を基に、この記事では、WordPressでランディングページを作る方法を解説します
目次
WordPressでランディングページを作る流れ【全体像】
最初に、WordPressでランディングページを作る流れの全体像を解説します。
- 手順①:ランディングページの構成を考える
- 手順②:WordPressをインストールする
- 手順③:ランディングページが作れるテーマをインストールする
- 手順④:固定ページでランディングページを作る
- 手順⑤:フォームを設置する
- 手順⑥:表示確認を行う
上記のとおりで、全体的な手順は6つです。
なお、上記の手順で最も難しく、時間がかかる作業はランディング構成を考えることです。
構成ができれば、WordPressでランディングページを作る作業自体は簡単ですので、1日〜2日あれば公開できるレベルまで仕上げられると思います。
WordPressでランディングページ作る時の予算
WordPressでランディングページを作る時の予算は概ね下記のとおりです。
- サーバー利用料 → 月額1,000円ぐらい(既存のサーバースペースを使うなら0円)
- ドメイン取得費 → すでに運用しているサイトのディレクトリやサブドメインを使う場合0円
- テーマ → 9,800円〜(ランディングページが作れるテーマ・プラグインの購入費用)
- デザインツール → 無料ツールで作るなら0円(有料でも月額数百円)
上記のとおりで、大きな費用は掛からないです。
WordPressでランディングページを作る手順5つ
それでは、WordPressでランディングページを作る手順を解説していきます。手順は下記5つです。
- 手順①:ランディングページの構成を考える
- 手順②:WordPressをインストールする
- 手順③:ランディングページが作れるテーマ・プラグインをインストールする
- 手順④:固定ページでランディングページを作る
- 手順⑤:表示チェックを行う
上記のとおりです。
手順①:ランディングページの構成を考える
最初に、ランディングページの構成を考えましょう。
「ランディングページの作り方を3つの手順で解説【初心者でも作れる】」という記事でも解説しているとおり、ランディングページは構成が命です。
構成を考えずにWordPressでランディングページを作ろうとしても、パソコンのモニターとにらめっこするだけで、何も進まないと思います。
ざっくりで構わないので、最低限の構成は考えておきましょう。
なお、ランディングページのよくある構成は下記のとおりです。
- ファーストビュー(ヘッダー) ← アクセスした時に最初に目につく場所
- キャッチコピー
- サブキャッチ(キャッチコピーを補足する文章)
- 読み手の共感を得るための箇条書き(「こんな悩みはありませんか?」等の文章)
- 商品・サービスの提案
- スペック:品質や性能、こだわった部分など
- メリット: どのように役立つのか。
- ベネフィット:どのような変化が得られるのか。
- 顧客の声(極力、あった方が良い。)
- 商品やサービスを購入する流れ
- よくある質問とその回答
- クロージング(今買うべき理由を提示します。例えば、今だけ○%割引、期間限定など。
上記構成を文書作成ソフトなどを使って文章の下書きを作っておくと、ランディングページ作成がスムーズに進みます。
ランディングページに記載する文章が全然浮かばない場合
ランディングページに記載する文章が全く浮かばない場合、競合他社のランディングページをパクるか、本の内容をパクればOKです。
実際、この記事を書いている筆者も、文章が浮かばない時は競合他社のランディングページをパクったり、本の内容をパクって文章を作ってます(コピペは絶対ダメですよ)。
ちなみに、筆者がよく参考にしている本は2冊あります。
下記は、ランディングページ全体の構成を考える時によく読んでいます。
下記の本は、キャッチコピーが浮かばない時によく読みます。
上記の他に、「ランディングページの作り方が学べるおすすめな本6冊【作り方の手順も解説】」という記事でおすすめな本を紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。
また、競合他社のサイトをパクる時は、ギャラリーサイトを活用すると複数のサイトをまとめて参考にできるのでおすすめです。
手順②:WordPressをインストールする
ランディングページの構成を考えたら、WordPressをインストールしましょう。
なお、WordPressは以下のサーバーであれば、インストール作業不要で、ブログ感覚でスタートできます。
ちなみに、この記事を書いている筆者は、上記両方のサーバーを利用しています。
具体的なインストール方法は、下記記事で詳しく解説していますので、是非どうぞ。
- エックスサーバー:【エックスサーバー】ワードプレスの始め方【初心者でも迷わない】
- ロリポップ:【簡単】WordPressブログの始め方【全手順を図解入りで解説】
- Conoha WING:【Conoha WING】ワードプレスの始め方を図解入りで解説
手順③:ランディングページが作れるテーマ・プラグインをインストールする
WordPressをインストールしたら、ランディングページが作れるテーマ・プラグインのいずれかをインストールします。
なお、WordPressでランディングページが作れるテーマやプラグインは色々ありますが、おすすめは下記4つです。
- Colorful(カラフル):デザイン性の高いページが作れるテーマ
- LPtools:反応が取れるテンプレート付きのプラグイン
- LIQUID LP
:シンプルなページが作れる
- Emanon Pro
:ランディングページ作成機能を実装した企業向けテーマ
上記で紹介しているテーマの他に、「ランディングページが作れるWordPressテーマ13選【無料あり】」という記事で色々紹介していますので、是非参考にして下さい。
ちなみに、この記事を書いている筆者は、ColorfulとLPtoolsを使ってます。
手順④:ページを作る
テーマをインストールしたら、ページを作りましょう。
「手順①:ランディングページの構成を考える」で構成を作っていれば、文章はコピペするだけでOKです。
ちなみに、WordPressでページを作る場合、固定ページという機能を使ってページを作ります。使い方は「【WordPress】固定ページの作り方・使い方を図解入りで解説」をどうぞ。
ページを作成する際にデザイン素材が必要になりましたら、下記記事で紹介している素材サイトやツールを使えば簡単に作れるようになりますので、是非どうぞ。
お問い合わせフォーム
ランディングページにお問い合わせフォームを設置する場合、下記ツールを使えば簡単にフォームを設置できます。
決済ツール
ランディングページの目的が商品販売という事であれば、決済ツールが必要になります。
下記記事で簡単にネットショップが作れるツールを紹介していますので、是非どうぞ。
メール配信ツール
ランディングページの目的が資料請求の獲得の場合、メール配信ツールを使ってフォローステップメールを設定すれば、見込み客に自動でアプローチできます。
手順⑤:表示チェックを行う
ページができ上がったら、表示チェックを行ない、問題なければページを公開しましょう。
以上でWordPressでランディングページを作る方法は完了です。
ランディングページを作る時の注意点2つ
最後に、ランディングページを作る時の注意点を2つ解説します。
- 完璧を目指さない
- 作りっぱなしにしない(PDCAを回す)
上記のとおりです。
完璧を目指さない
ランディングページを作る時に完璧を目指すのは止めた方が良いです。
完璧を目指すといつまで経っても公開できなくなりますし、時間だけが無駄に過ぎてしまいます。
筆者個人的な肌感覚としては、6〜7割程度の完成度で公開した方が良いです。
そもそも、自分の中では「完璧なページが作れた」と思ったとしても、公開してみたら「反応が殆どない」ということはよく起こります。
作ったページがどうなるかは公開してみないと分かりませんので、完璧を目指さず、6~7割ページができたら、とりあえず公開した方が良いです。
作りっぱなしにしない(PDCAを回す)
ランディングページは「作って公開したら終わり」ではありません。
Webサイト(ブログ・ホームページ)と同じで、公開してからがスタートです。
下記PDCAサイクルを回す事で、少しずつ成約率が改善されるようになります。
- アクセス解析を行う
- クリック率、成約率の測定を行う
- 改善する
一度作ったら放置せず、A/Bテストなどを行い、成約率が少しでも上がるよう、改善し続けるようにしましょう。
まとめ
以上、WordPressでランディングページを作る方法を解説しました。
おわり。