
- WordPressでオウンドメディアを作りたいけど、どのようなテーマを使えば良いのかな?
- テーマを選ぶ時のポイントや、オウンドメディア運営に最適なテーマがあれば教えて欲しいよ。
この記事では、WordPressでオウンドメディアを作るのに最適なテーマを有料・無料あわせて10テーマ紹介します。
WordPressでオウンドメディアのテーマを選ぶ時のポイント
WordPressでオウンドメディアのテーマを選ぶ際、ついついデザインが綺麗でおしゃれなテーマに目移りしてしまいがちですが、オウンドメディアで重要なのはテーマのデザインではなく、サイトの中身、つまりコンテンツが重要となります。
デザインがしょぼいテーマよりも、綺麗でおしゃれな方が良いのは当然ですが、それよりもコンテンツを引き立たせる仕組みがあるかどうか、収益化の導線が作りやすいという部分にフォーカスしてテーマを選ぶようにしましょう。
ちなみに、テーマを選ぶ時のポイントは4つあります。
- ランディングページが作れる
- CTA機能がある
- SNSで拡散しやすい機能(シェアボタン)がある
- サイト内の回遊性を上げる仕組みがある
テーマの見た目だけでなく、上記の機能が実装されたテーマを選ぶようにしましょう。
オウンドメディアにおすすめな有料テーマ7選
オウンドメディアにおすすめな有料テーマは7つあります。
- THE・THOR:おしゃれで洗練されたメディアを作れるテーマ
- Diver:回遊率や再訪問率が高くなるようデザインされたテーマ
- Emanon:シンプルでスッキリしたデザインのメディアが作れるテーマ
- New Standard:メディア運営と商品販売ができるテーマ
- STILE:初心者でも分かりやすくデザイン設定が豊富なテーマ
- MAGAZINE:シンプルで美しいメディアを構築できるテーマ
- WING(AFFINGER5):Webサイトの収益化に最適なテーマ
上記のとおりです。
THE・THOR:おしゃれで洗練されたメディアを作れるテーマ
「THE・THOR(ザ・トール)」は、SEOコンサルタントとして実績を築いてきたフィット株式会社が、「美しく・おしゃれで・洗練されたデザインのサイトを誰でも簡単に作れる」をコンセプトに開発した国内トップクラスのWordPressテーマです。
「THE・THOR(ザ・トール)」の公式サイトはこちら
THE・THORはオウンドメディア運営に必要な機能を網羅しており、SEO対策が必要な記事を分析するための「見える化システム」や、カスタマイザー上でアイキャッチ画像の編集ができる機能、スマホアプリのようにオフラインでWebページの閲覧ができる「PWA」を実装しているなど、高機能なテーマです。
サイトのアクセス数と収益を増やす仕組みが網羅的に実装されており、メディア運営にピッタリなテーマです。
唯一の難点は、多機能過ぎて初心者に使いこなすのは難しいというところです。
- SEO対策に必要な情報を一覧できる「見える化システム」搭載
- 管理画面でアイキャッチ画像の編集が可能
- PWA実装
- AMP対応
- 操作マニュアル・カスタマイズマニュアルあり
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:14,800円(税別)
Diver:回遊率や再訪問率が高くなるようデザインされたテーマ
「Diver(ダイバー)」は、アフィリエイトプログラムの開発経験があるWebデザイナーとシステムエンジニアが開発した、高機能でハイクオリティなWordPressテーマです。
「Diver」の公式サイトはこちら
Diverは無駄の無い美しいデザインなので、オウンドメディアだけでなく、ブログ、コーポレートサイト(企業サイト)など、幅広い用途に対応した高品質なテーマです。
記事ごとのSEO対策、広告表示を細かく設定できる機能、広告タグやアフィリエイトリンクを一括管理できる「共有コンテンツ」機能など、非常に多機能です。
また、複数のCTA作成に対応しているため、CTAのA/Bテストも可能です。
多機能で設定項目が多いため、初心者に使いこなすのは難しいですが、サポート対応が充実しており、分からないことがあってもすぐに教えてくれます。
- CTAのA/Bテストが可能
- AMP対応
- テーマ設定マニュアルあり
- 無期限・回数無制限のメールサポート有
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:17,980円(税込)
Emanon:シンプルでスッキリしたデザインのメディアが作れるテーマ
「Emanon(エマノン)」は、株式会社イノ・コードが開発した中小企業や個人事業主のWeb集客に特化した、シンプルですっきりしたデザインのWordPressテーマです。
「Emanon」の公式サイトはこちら
中小企業や個人事業主のWeb集客に特化して開発されただけあり、集客につなげる導線を作りやすいように設計されています。
複数のCTA作成に対応しており、CTAのA/Bテストはもちろん、ページの種別単位で一括設定ができるので、コンテンツ内容に合わせたCTAをページ毎に指定できます。
なお、Emanonテーマは「Pro」、「Business」、「Premium」の3種類ありますが、基本的にどのテーマを選んでもオウンドメディアが作れます。
- ランディングページ作成機能
- AMPは有料拡張プラグインにて対応(2,980円)
- テーマ設定マニュアルあり
- 無料メールサポートあり
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:Pro:9,800円/Business:12,800円/Premium:27,800円(いずれも税込)

New Standard:メディア運営と商品販売ができるテーマ
「New Standard(ニュースタンダード)」は、株式会社ninoyaが開発・販売している中小企業や個人事業主のWeb集客に特化した、シンプルデザインのWordPressテーマです。
事業用WordPressテーマなら「New Standard」まずは無料体験
New Standard事業者向けに開発されたテーマなので、シンプルなデザインではありますが、集客に必要な機能も実装しているので、オウンドメディアをすぐに作れるようになっています。
複数のCTA作成に対応しているので、カテゴリ毎にCTAを指定できます。
また、ショッピングカートシステムの「BASE」と連携可能なため、サイト内で商品やサービスを販売することもできます。
New Standardは有料テーマでは珍しく、14日間の無料お試しが利用できます。
- BASE(ショッピングカート)と連携可能
- 操作マニュアルあり
- 購入後1ヶ月間のメールサポートあり(「はじめてセット」を申し込んだ方のみ)
- ライセンス:複数サイトで利用可能できますが、ライセンス登録以外のサイトは最新バージョンへ更新できません。
- 価格:29,700円~(税込)

STILE:初心者でも分かりやすくデザイン設定が豊富なテーマ
「STILE(スティーレ)」は、ブログアフィリエイトで実績のある制作者が開発したオウンドメディアが作れるWordPressテーマです。
「STILE(スティーレ)」の公式サイトはこちら
ランディングページ作成機能はありませんが、1カラムに表示を切り替えることができるので、ランディングページの作成も可能です。
CTAの表示はもちろん、指定カテゴリーにランキングを表示することも可能です。
初心者でも使いやすいよう設計されていますので、これからWordPressでメディアを作ろうしている方にピッタリなテーマです。
ただし、コンテンツの表示形式がカード形式のみなので、商品をピックアップして紹介するようなメディアには向いていません。
- テーマ設定マニュアルあり
- 無料メールサポートあり
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:14,300円(税込)

MAGAZINE:シンプルで美しいメディアを構築できるテーマ
「MAGAZINE(マガジン)」は、リキッドデザイン株式会社が開発・販売している「LIQUID PRESSテーマ」で、オウンドメディアやブログ向けに開発されたWordPressテーマです。
LIQUID PRESSの「MAGAZINE」はこちら
メディア向けに開発されているということもあり、SEO対策が必要な記事を分析するための「コンテンツ分析β」、「お問い合せ」や「資料請求」などのCTAの設定、様々なコンテンツ表示機能でWebサイトにユーザーを長く滞在させる仕組みが満載です。
ランディングページ作成機能はありませんが、1カラムに対応しているので、シンプルなランディングページが作れます。
テーマの価格も買いやすい値段に設定されていますが、マガジン形式のデザインなので、商品をピックアップして紹介するようなメディアには向いてないのが難点です。
- コンテンツ分析ツール搭載
- AMP対応
- テーマ設定マニュアル(操作マニュアル・Q&A集)あり
- 購入後30日間の導入サポートあり(メールのみ)
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:8,900円(税別)

WING(AFFINGER5):Webサイトの収益化に最適なテーマ
「AFFINGER5(アフィンガー5)」は、株式会社オンスピードが「稼ぐ」ことにフォーカスして開発した、オウンドメディアはもちろん、アフィリエイトサイト、ブログなどのWebサイトの収益化に最適なWordPressテーマです。
「WING(AFFINGER5)」の公式サイトはこちら
AFFINGER5はデザインの幅が広く、「カワイイ」サイトから「信頼感」あるサイトまで、様々な業種やジャンルのメディアを作ることができます。
コンテンツの表示形式も多彩で、Webサイトに訪問したユーザーの回遊率を上げるための仕組みが満載です。
また、簡易なバナー作成機能を実装しており、画像加工ソフトを別途用意しなくても簡単に「バナーのようなデザイン」を作ることができます。
ランディングページ作成機能はありませんが、1カラム用デザインデータが配布されており(購入者は無料でダウンロードできます)、データをインポートすればすぐにランディングページが作成できます。
このように、多機能なテーマではあるのですが、カスタマイズの項目数が多いため、初心者に使いこなすのは難しいという難点があります。
- 48種類のデザインパターン
- ランディングページのデザインデータあり
- AMP対応
- 操作マニュアル・カスタマイズマニュアルあり
- ライセンス:複数サイトで利用可能
- 価格:14,800円(税込)
オウンドメディアにおすすめな無料テーマ3選
最後に、オウンドメディアにおすすめな無料テーマを3つ紹介します。
- Cocoon:有料級の機能を実装したテーマ
- LION MEDIA:メディア向けデザインのテーマ
- Xeory Extension:1カラムのメディア向けテーマ
上記のとおりです。
Cocoon:有料級の機能を実装したテーマ
「Cocoon(コクーン)」は、有料級の機能を実装したシンプルデザインのWordPressテーマです。
初期状態はシンプルデザインですが、豊富なデザインスキンが用意されているので、自由にデザインを変更できます。
コンテンツの表示方法やレイアウトの種類も豊富なので、様々な業種やジャンルのオウンドメディアが作れるようになっています。
ランディングページ作成機能はありませんが、1カラムに表示を切り替えることができ、カラム幅の変更(2種類)や本文のみ(ヘッダー、フッターに非表示)の表示が選択できるのでランディングページの作成も可能です。
無料とは思えないほど多機能ですが、設定項目が多いため、初心者に使いこなすのが難しいのが難点です。
- 豊富なテキスト装飾
- AMP対応
- 操作マニュアルあり
- Copyright(コピーライト)表示なし
- 会員登録なしで利用可能
LION MEDIA:メディア向けデザインのテーマ
LION MEDIA(ライオンメディア)は、本記事でも紹介している有料テーマ「THE・THOR」を開発したフィット株式会社が無償配布しているメディア向けのWordPressテーマです。
洗練されたデザインで、無料とは思えないほど多機能なテーマです。
レイアウトの自由度は低いですが、サイトのアクセス数と収益を増やす仕組みが網羅的に実装されており、メディア運営にピッタリなテーマです。
- AMP対応
- 操作マニュアルあり
- Copyright(コピーライト)表示なし
- テーマのダウンロードに会員登録が必要
Xeory Extension:1カラムのメディア向けテーマ
「Xeory Extension(セオリー・エクステンション)」は、ワンカラムのおしゃれなサイトが作れるコンテンツマーケティングで有名なバズ部さんが無償配布しているテーマです。
シンプルで設定項目も多くないため、初心者の方でも使いやすいテーマです。
ランディングページの作成も管理画面からできるようになっています。
レイアウトが1カラムになっているので、2カラムや3カラムのメディアを作る場合は適していません。
- 操作マニュアルあり
- Copyright(コピーライト)表示なし
- テーマのダウンロードに会員登録が必要
まとめ
以上、WordPressでオウンドメディアを作る際に最適なテーマを有料・無料あわせて10テーマ紹介しました。
おわり。