
- オウンドメディア向けのWordPressテーマを探してます。
- テーマを選びのポイントや、オウンドメディアにおすすめなテーマがあれば教えて欲しいです。
この記事では、こういった要望にお答えします。
- オウンドメディア向けテーマ選びのポイント
- 有料のオウンドメディア向けWordPressテーマ7選
- 無料のオウンドメディア向けWordPressテーマ3選
なお、本記事の筆者はWordPress歴は10年以上あり、この10年間、有料・無料問わずいろいろなテーマを使ってきました。
WordPressを使った企業サイトの制作を請け負った経験もいくつかあります。
こういった経験をもとに、この記事では、オウンドメディア向けWordPressテーマをお探しの方向けに、テーマ選びのポイントやおすすめなテーマを有料・無料あわせて10テーマ紹介していきます。
テーマ選びの参考にしてください。
最初に、オウンドメディア向けWordPressテーマの選びのポイントから解説していきます。
オウンドメディア向けテーマ選びのポイント
オウンドメディア向けのWordPressテーマを選ぶ際、デザインが綺麗でおしゃれなテーマに目移りしがちですが、オウンドメディアで重要なのはテーマのデザインではなく、サイトの中身、つまりコンテンツです。
デザインが微妙なテーマよりも、綺麗でおしゃれな方が良いのは当然ですが、それよりもコンテンツを引き立たせる仕組みがあるかどうか、収益化の導線が作りやすいという部分にフォーカスしてテーマを選ぶことが望ましいです。
ちなみに、オウンドメディアのテーマを選ぶ時のポイントは下記3つあります。
- CTA機能がある
- SNSで拡散しやすい機能(シェアボタン)がある
- サイト内の回遊性を上げる仕組みがある
テーマの見た目だけでなく、上記の機能が実装されたテーマを選ぶのがポイントです。
ポイントだけでなく、テーマ選びのコツも押さえておきたいという方は、株式会社ニュートラルワークスさんが運営しているQUERYYの「【無料あり】オウンドメディアにおすすめのWordPressテーマ15選!選ぶコツも解説」という記事に詳しく書かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
以上がオウンドメディア向けWordPressテーマ選びのポイントです。続いて、有料のオウンドメディア向けWordPressテーマのおすすめを紹介していきます。
有料のオウンドメディア向けWordPressテーマ7選
有料のオウンドメディア向けWordPressテーマのおすすめは下記7つです。
- ROCK:都会的な洗練されたウェブマガジン
- RUMBLE:多彩なコンテンツを魅力的に表現
- THE THOR:おしゃれで美しいメディア構築に最適
- Diver:回遊率や再訪問率の高いメディア構築に最適
- AFFINGER6:オウンドメディア収益化に最適
- Emanon:シンプルなオウンドメディア構築に最適
- MAGAZINE:シンプルデザインの本格メディアを瞬時に構築
上記のとおりです。
ROCK:都会的な洗練されたウェブマガジン
ROCK(ロック)は都会的な洗練されたウェブマガジンをイメージして作られたテーマです。TCDテーマが開発・販売してます。
公式サイト:ROCK
ファーストビューのヘッダー記事スライダーは、コンテンツのアイキャッチ画面が洗練された動きで表示されるようになっていて、ユーザーの興味を惹きつけやすい仕様となっています。
トップページはグリッドレイアウトによるデザインで、カード型コンテンツを一覧表示できるようになっていて、瞬時に各記事の概要が見渡せるようになっています(カラム数は2~4まで設定可能です)。
ネイティブ広告機能も実装していて、サイトのコンテンツに自然に溶け込む形で広告を表示することも可能です。
また、高機能なモーダルCTAを実装していて、誰でも美しいモーダルウィンドウを作れるテンプレートや、オリジナルコンテンツ掲載用のフリースペースが使用できます。
モーダルCTAはYouTubeやMP4形式の動画も表示可能ですので、コンテンツに付加価値を与える演出が可能です。
テーマ名 | ROCK |
---|---|
開発・販売元 | TCDテーマ(株式会社デザインプラス) |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル・Q&A集あり |
サポート | メールサポート |
購入形態 | 買い切り |
複数サイト利用 | 〇(自己所有サイトのみ) |
価格(税込) | 29,800円 |
公式サイト:ROCK
RUMBLE:多彩なコンテンツを魅力的に表現
RUMBLE(ランブル)は、多彩なコンテンツを魅力的に表現する、情報量の多いオウンドメディアにマッチしたテーマです。TCDテーマが開発・販売してます。
公式サイト:RUMBLE
ファーストビューの分割されたヘッダー記事スライダーは、ブログ記事やコンテンツを設定できます。フルスクリーン表示にも対応していて、フルスクリーン適用時はテキストやリンクボタンの装飾や、動画と静止画を交互に組み合わせた表示が可能です。
トップページはコンテンツビルダー機能により、簡単に編集できるようになっているので、自由度の高いトップページが作れます。
オウンドメディアはメインコンテンツである「記事」の読みやすさが重要ですが、この点も配慮されていて、ユーザーフレンドリーな設計になっていて、
情報量が多くなりがちなオウンドメディアでも、メニュー内のイメージ画像や、整理されたカテゴリー一覧によって、一目でサイト構成が分かるような仕様になっています。
テーマ名 | RUMBLE |
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開発・販売元 | TCDテーマ(株式会社デザインプラス) |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル・Q&A集あり |
サポート | メールサポート |
購入形態 | 買い切り |
複数サイト利用 | 〇(自己所有サイトのみ) |
価格(税込) | 19,800円 |
公式サイト:RUMBLE
THE THOR:おしゃれで美しいメディア構築に最適
THE THOR(ザ・トール)は美しく・おしゃれで・洗練されたサイト構築に最適なテーマです。フィット株式会社が開発・販売してます。
公式サイト:THE THOR(ザ・トール)
SEOコンサルタントとして実績を築いてきた会社が開発したテーマということもあり、SEO対策が必要な記事を分析するための「見える化システム」や、カスタマイザー上でアイキャッチ画像の編集ができる機能など、アクセス数と収益を増やす仕組みが実装されてます。
サイトデザインはカスタマイザーの直観的なクリック操作でデザイナーが作ったような美しいサイトが作れるようになっています。
プロのデザイナーと同じクオリティのサイトが作りたいという方は「デザイン着せ替え機能」を使うことで、プロのデザイナーが作ったサイトがワンクリックで作れるようになってます。
SEO機能はもちろん、サイトデザインも簡単にできるので、オウンドメディア構築に最適です。
スマホアプリのようにオフラインでWebページを閲覧できる「PWA」も実装してます。
テーマ名 | THE THOR |
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開発元 | フィット株式会社 |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル・カスタマイズマニュアル |
サポート | 選任スタッフによるサポート・会員フォーラム |
購入形態 | 買い切り |
複数サイト利用 | ◎ |
価格(税込) | 16,280円 |
公式サイト:THE THOR(ザ・トール)
Diver:回遊率や再訪問率の高いメディア構築に最適
Diver(ダイバー)はアフィリエイトプログラムの開発経験があるWebデザイナーとシステムエンジニアが開発した高機能テーマです。Diver開発チームが開発・販売してます。
公式サイト:Diver
無駄の無い美しいデザインとユーザーフレンドリーなレイアウト設計で、様々なコンテンツにアクセスしやすいよう回遊しやすい作りとなっています。
トップビューのファーストビューも柔軟な設定が可能で、お好みの画像や動画は表示したり、画像がなくてもおしゃれに見えるパターンデデザイン・パターン画像の表示が可能です。
また、記事ごとのSEO対策、広告表示を細かく設定できる機能、広告タグやアフィリエイトリンクを一括管理できる「共有コンテンツ」機能など、非常に多機能です。
複数のCTA作成に対応していて、CTAのA/Bテストも可能です。
テーマ名 | Diver |
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開発・販売元 | 開発:「Diver」開発チーム / 販売元:高木貴人氏 |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル |
サポート | メールサポート(無制限・無期限) |
購入形態 | 買い切り |
複数サイト利用 | 〇(自己所有サイトのみ) |
価格(税込) | 17,980円 |
公式サイト:Diver
AFFINGER6:オウンドメディア収益化に最適
AFFINGER6(アフィンガー6)はオウンドメディアの収益化に最適なテーマです。株式会社オンスピードが開発・提供してます。
公式サイト:AFFINGER6
デザインの幅が広く、「カワイイ」サイトから「信頼感」あるサイトまで、様々な業種やジャンルのメディアを作れます。60種類の基本デザインパターンが用意されているので、デザイン初心者でも数クリックするだけでデモサイトのようなサイトを構築できます。
コンテンツの表示形式も多彩で、サイトに訪問したユーザーの回遊率を上げるための仕組みが満載です。
収益化にも強く、広告管理、スクロール広告、ランキング機能などの広告表示機能が充実していて、SEO機能も最適化されています。
また、簡易的なバナー作成機能を実装していて、画像加工ソフトを用意しなくても簡単に「バナーのようなデザイン」を作成できます。
テーマ名 | AFFINGER6 |
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開発・販売元 | 株式会社オンスピード |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル・カスタマイズマニュアル・記事作成ガイド |
サポート | なし |
購入形態 | 買い切り |
複数サイト利用 | 〇(自己所有サイトのみ) |
価格(税込) |
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公式サイト:AFFINGER6
Emanon:シンプルなオウンドメディア構築に最適
Emanon(エマノン)は中小企業や個人事業主のWeb集客に特化していて、シンプルデザインのオウンドメディア構築に最適なテーマです。株式会社イノ・コードが開発・販売してます。
公式サイト:Emanon
中小企業や個人事業主のWeb集客に特化して開発されただけあり、集客につなげる導線を作りやすいよう設計されています。
複数のCTA作成に対応しており、CTAのA/Bテストはもちろん、ページの種別単位で一括設定ができるので、コンテンツ内容に合わせたCTAをページ毎に指定できます。
なお、Emanonテーマは3種類(Pro・Business・Premium)ありますが、基本的にどのテーマを選んでもオウンドメディアが作れます。
テーマ名 | Emanon |
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開発元 | 株式会社イノ・コード |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル |
サポート | ユーザーサポート(メール) |
購入形態 | 買い切り(商品のダウンロードは1回のみ) |
複数サイト利用 | ◎ |
価格(税込) |
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公式サイト:Emanon
MAGAZINE:シンプルデザインの本格メディアを瞬時に構築
MAGAZINE(マガジン)は本格的なメディアを瞬時に構築できる、オウンドメディアやブログ向けに開発されたテーマです。LIQUID PRESSが開発・販売してます。
公式サイト:MAGAZINE
メディア向けに開発されていることもあり、SEO対策が必要な記事を分析するための「コンテンツ分析β」、「お問い合せ」や「資料請求」などのCTAの設定、様々なコンテンツ表示機能でWebサイトにユーザーを長く滞在させる仕組みが満載です。
設定はカスタマイザーで一元化されているので、プレビューを確認しながらコンテンツのレイアウト、SEO対策、SNS連携などを設定できます。
テーマ名 | MAGAZINE |
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開発元 | LIQUID PRESS![]() |
特徴 |
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マニュアル | 設定マニュアル・Q&A集あり |
サポート |
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購入形態 | 買い切り・サブスクリプションの2種類 |
複数サイト利用 | ◎ |
価格(税込) |
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公式サイト:MAGAZINE
以上、有料のオウンドメディア向けWordPressテーマを7つ紹介しました。続いて、無料のオウンドメディア向けテーマのおすすめを紹介していきます。
無料のオウンドメディア向けWordPressテーマ3選
無料のオウンドメディア向けWordPressテーマのおすすめは下記3つです。
- Cocoon:シンプルだけど有料級の機能を実装
- Arkhe:オリジナリティの高いメディア構築に最適
- yStandard:個性を生かしたメディア構築に最適
上記のとおりです。
Cocoon:シンプルだけど有料級の機能を実装
Cocoon(コクーン)は、有料級の機能を実装したシンプルデザインのテーマです。
公式サイト:Cocoon
初期状態はシンプルデザインですが、豊富なデザインスキンが用意されているので、自由にデザインを変更できます。
コンテンツの表示方法やレイアウトの種類も豊富なので、様々な業種やジャンルのオウンドメディアが作れるようになっています。
テーマ名 | Cocoon |
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開発元 | わいひらさん(@MrYhira) |
特徴 |
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コピーライト | 自由に編集可 |
マニュアル | あり(使い方に関する情報をまとめたサイト) |
サポート | 無料(フォーラム) |
入手方法 | 公式サイトでダウンロード |
公式サイト:Cocoon
Arkhe:オリジナリティの高いメディア構築に最適
Arkhe(アルケー)はサイト制作者向けの、カスタマイズ性の高いテーマです。人気ブログテーマ「SWLL」の開発者の了さんが開発・提供してます。
公式サイト:Arkhe
カスタマイズが前提となっているので基本デザインはシンプルですが、パターンライブラリにコピペで使えるデザインパターンが用意されているので、パターンを組み合わせることで見た目の良いサイトが短時間で作れるようになっています。
カスタマイズ性が高いのでオリジナリティの高いサイトを作りたい方にはおすすめですが、WordPressに不慣れな方や、デザインが苦手な方にはかなりハードルが高いと思います。
一応、公式サイトの「使用事例」にデモサイトがいくつか載ってますので、デモサイトを参考に、このテーマを使うとどのようなサイトが作れるのかをチェックしてみてください。
テーマ名 | Arkhe |
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開発元 | 了さん(@ddryo_loos) |
特徴 |
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コピーライト | 自由に編集可 |
マニュアル | あり(使い方に関する情報をまとめたサイト) |
サポート | 有料(フォーラム) |
入手方法 | 管理画面のテーマ追加より、テーマ名を検索 |
公式サイト:Arkhe
yStandard:個性を生かしたメディア構築に最適
yStandard(ワイスタンダード)は個性を生かしたオウンドメディア構築に最適なテーマです。よしあかつきさんが開発・提供してます。
公式サイト:yStandard
カスタマイズありきのテーマなのでサイトデザインはシンプルですが、多機能で有料テーマ並みの機能を実装してます。
見出しデザインの編集やブロックパターン機能を柔軟にカスタマイズできる有料プラグインも用意されていて、拡張性も高いです。
公式サイトに「作品事例」が紹介されてますので、このテーマを使うとどのようなサイトが作れるのかをチェックしてみてください。
テーマ名 | yStandard |
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開発元 | よしあかつきさん(@yosiakatsuki) |
特徴 |
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コピーライト | 有料プラグインで削除可能 |
マニュアル | あり |
サポート | なし(製品購入者のみ、ユーザーコミュニティで質問可) |
入手方法 | 公式サイトでダウンロード |
公式サイト:yStandard
以上の3つが無料のオウンドメディア向けテーマとなります。
まとめ
以上、オウンドメディア向けWordPressテーマのおすすめを有料・無料合わせて10テーマ紹介しました。
本記事で紹介しているテーマはいずれもオウンドメディアに適した見た目はもちろん、回遊しやすい仕組みや、SNSで拡散しやすい機能、収益化機能が実装されていますので、ぜひチェックしてください。
なお、オウンドメディア以外のテーマに興味をお持ちの方は、下記記事で用途別におすすめなテーマを紹介していますので、こちらも是非参考にして下さい。