
ホームページを作ってから何年も経っているけど、そろそろリニューアルした方がいいのかな?
デザインが古くなってきたけど、それだけでリニューアルする必要はある?
ホームページをリニューアルするタイミングや判断基準、注意点を知りたいです。
この記事では、ホームページをリニューアルするタイミングと注意点を解説します。
- ホームページをリニューアルするタイミング7つ
- ホームページをリニューアルする年数の目安
- リニューアルするときの注意点
- 全面リニューアルが必要か判断するポイント
ホームページを長く運営していると、「そろそろリニューアルした方がいいのでは?」と感じることがあります。
しかし、ホームページは古くなったからといって、必ずしも全面的に作り直す必要はありません。
大切なのは、デザインの新しさではなく、スマホでの見やすさや使いやすさ、更新のしやすさ、問い合わせにつながっているかなどを確認して判断することです。
この記事では、ホームページをリニューアルするタイミングと判断基準、リニューアルするときの注意点を解説します。
ホームページのリニューアルを検討するタイミング7つ


ホームページのリニューアルを検討するタイミングは、下記の7つです。
- スマホで見づらい
- 表示速度が遅い
- デザインが古くなっている
- 必要な情報を見つけにくい
- 自社で更新しにくい
- 事業内容やサービスとホームページの内容が合っていない
- ホームページから問い合わせにつながっていない
ホームページを作ってから何年経ったかだけで、リニューアルを判断する必要はありません。
上記のような問題が出てきたときが、リニューアルを検討するタイミングです。
スマホで見づらい
スマホで見たときに文字が小さい、ボタンが押しにくい、横スクロールが必要といったホームページは、リニューアルを検討した方がいいです。
現在はスマホからホームページを見るユーザーが多いため、パソコンでは問題なくても、スマホで使いにくければユーザーが離脱する原因になります。
特に、古いホームページではパソコン向けのデザインをそのままスマホに縮小して表示しているケースがあります。
スマホやタブレットなど、画面サイズに合わせて表示を最適化する「レスポンシブデザイン」に対応していない場合は、リニューアルを検討しましょう。
表示速度が遅い
ホームページの表示速度が遅い場合も、リニューアルを検討するタイミングの1つです。
ページがなかなか表示されないと、内容を読まれる前に離脱される可能性があります。特にスマホでは、通信環境によって表示速度が遅くなることもあるため注意が必要です。
また、ページの表示速度はGoogleが検索順位を決める際の評価要素の1つです。
表示速度がSEOに与える影響については、別記事の「【SEO】ページの表示速度が遅いのは致命的!測定方法や改善方法を解説」で詳しく解説していますので、是非どうぞ。
ただし、表示速度が遅いからといって、必ずしもホームページ全体をリニューアルする必要はありません。
表示速度が遅くなる主な原因は下記のとおりです。
- 画像のファイルサイズが大きい
- 不要なプラグインやプログラムが多い
- サーバーの性能が低い
- ホームページの設計やシステムが古い
画像の最適化やサーバーの変更などで改善できる場合もあります。
まずは表示速度が遅い原因を調べ、部分的な改善が難しい場合にリニューアルを検討するといいですよ。
デザインが古くなっている
ホームページのデザインが古くなっている場合も、リニューアルを検討するタイミングです。
ただし、単に「見た目が古い」という理由だけで、ホームページ全体を作り直す必要はありません。
注意したいのは、古いデザインによって使いにくくなっているケースです。
例えば、下記のようなホームページです。
- 文字が小さくて読みづらい
- ボタンやリンクが押しにくい
- 余白が少なく情報が詰まっている
- メニューの場所が分かりにくい
このような状態では、ホームページを訪れたユーザーがストレスを感じ、離脱する原因になります。
デザインの新しさだけではなく、見やすさや使いやすさに問題がある場合は、リニューアルを検討するといいですよ。
必要な情報を見つけにくい
ホームページを長く運営していると、ページやコンテンツが増えて構成が複雑になることがあります。
情報量が多くても、ユーザーが必要な情報を見つけられなければ意味がありません。
例えば、下記のような状態になっている場合は注意が必要です。
- メニューの項目が多すぎる
- 似た内容のページが複数ある
- 目的のページまで何度もクリックする必要がある
- どこから問い合わせればいいのか分かりにくい
このような場合は、ページを整理したり、メニューや導線を見直したりする必要があります。
部分的な修正では対応が難しい場合は、サイト全体の構成から見直した方が使いやすいホームページになります。
自社で更新しにくい
ホームページの更新に専門的な知識が必要だったり、制作会社に依頼しなければ更新できなかったりする場合も、リニューアルを考えるきっかけになります。
営業時間や料金、サービス内容などの情報が古いままでは、ユーザーに誤った情報を伝えてしまう可能性があります。
自社で更新できるようにしたい場合は、WordPressなどのCMSを導入する方法があります。
WordPressなら管理画面から文章や画像を変更したり、新しいページや記事を追加したりできます。拡張性も高く、SEOにも有利に設計されていますので、ビジネスユースにぴったりです。
詳しくは別記事の「WordPressは難しい?【無料ブログと変わらない】」をどうぞ。
また、より簡単にホームページを管理したい場合は、ホームページ作成ツールに乗り換える方法もあります。
代表的なホームページ作成ツールは下記のとおりです。
専門的な知識がなくても更新しやすいため、自社でホームページを運用したい場合の選択肢になります。
ホームページ作成ツールについては、下記の記事で料金や機能を比較していますので、興味がありましたら是非どうぞ。
事業内容やサービスとホームページの内容が合っていない
事業内容や提供するサービスが変わり、現在のホームページと実際の事業内容が合わなくなっている場合も見直しが必要です。
ホームページを長く運営していると、新しいサービスを追加したり、ターゲットとなる顧客が変わったりすることがあります。
例えば、下記のようなケースです。
- 主力となるサービスが変わった
- 新しい事業を始めた
- ターゲットとなる顧客が変わった
- 料金体系やサービス内容が大きく変わった
ページの追加や文章の修正だけで対応できるのであれば、全面的に作り直す必要はありません。
一方、事業内容が大きく変わり、トップページやメニュー、各ページの役割まで実際の事業と合わなくなっている場合は、サイト全体の構成から見直す必要があります。
ホームページから問い合わせにつながっていない
ホームページにアクセスがあるにもかかわらず、問い合わせや申し込みにつながっていない場合は、改善が必要です。
原因としては、下記のようなものが考えられます。
- サービスの特徴やメリットが伝わっていない
- 料金やサービス内容が分かりにくい
- 問い合わせまでの導線が分かりにくい
- 問い合わせボタンが目立たない
- ユーザーが判断するための情報が不足している
ただし、問い合わせが少ないからといって、すぐに全面リニューアルする必要はありません。
アクセス自体が少ないのであれば、ホームページではなく集客方法に問題がある可能性もあります。
まずはアクセス数やユーザーの行動を確認し、ホームページに問題があるのか、集客に問題があるのかを切り分けることが重要です。
ホームページから問い合わせにつながらない原因については、下記記事で詳しく解説していますので、是非チェックしてみてください。
ホームページは何年ごとにリニューアルすべき?


ホームページには「○年経ったらリニューアルする」という明確な基準はありません。
一般的には数年経つと、デザインや機能、掲載している情報などが現在の状況と合わなくなることがあります。
しかし、公開から何年経ったかだけでリニューアルを判断する必要はありません。
例えば、長く運営しているホームページでも、下記のような状態であれば、そのまま運用を続けても問題ありません。
- スマホでも見やすい
- 表示速度に問題がない
- 自社で更新できる
- 必要な情報を見つけやすい
- 問い合わせや申し込みにつながっている
反対に、公開してからそれほど年数が経っていなくても、事業内容が変わったり、使いにくかったり、問い合わせにつながっていなかったりする場合は改善が必要です。
リニューアルする年数を基準にするのではなく、現在のホームページに問題があるかどうかで判断しましょう。
ホームページをリニューアルするときの注意点


ホームページをリニューアルするときは、見た目を新しくするだけではなく、リニューアル後の集客や運用まで考えることが重要です。
特に注意したいポイントは下記の5つです。
- リニューアルする目的を明確にする
- デザインだけで判断しない
- 既存ページのURLをできるだけ変更しない
- SEOで評価されているページを安易に削除しない
- 公開後もアクセス解析と改善を続ける
それぞれ詳しく解説します。
リニューアルする目的を明確にする
ホームページをリニューアルする前に、まず「何を改善したいのか」を明確にしましょう。
例えば、リニューアルする目的には下記のようなものがあります。
- 問い合わせを増やしたい
- 商品やサービスを分かりやすく伝えたい
- スマホで見やすくしたい
- 自社で簡単に更新できるようにしたい
- 増えたページを整理して使いやすくしたい
目的が曖昧なまま進めると、デザインは新しくなっても、抱えていた問題が解決されない可能性があります。
最初に目的を明確にしておけば、リニューアルする範囲や必要な機能も決めやすくなります。
デザインだけで判断しない
ホームページをリニューアルするときは、デザインだけにこだわりすぎないように注意しましょう。
もちろん、見た目の印象も重要ですが、ホームページの目的はきれいなデザインにすることではありません。
問い合わせや申し込みを増やしたいのであれば、下記のような点も重要です。
- 商品やサービスの魅力が伝わる
- 必要な情報を見つけやすい
- 問い合わせまでの導線が分かりやすい
- スマホでも使いやすい
費用をかけてリニューアルしても、見た目が変わっただけでは成果につながらない可能性があります。
デザインだけではなく、ホームページを訪れたユーザーが行動しやすい構成や導線まで考えてリニューアルすることが重要です。
既存ページのURLをできるだけ変更しない
ホームページをリニューアルするときは、既存ページのURLをできるだけ変更しないようにしましょう。
URLを変更すると、検索エンジンから評価されているページの情報を適切に引き継げなかったり、ブックマークや外部サイトからのリンクが使えなくなったりする可能性があります。
特に理由がなければ、既存ページのURLをそのまま引き継ぐのが基本です。
どうしてもURLを変更する場合は、旧URLから新URLへ301リダイレクトを設定します。
例えば、下記のようにURLを変更するケースです。
- 変更前:https://example.com/company.html
- 変更後:https://example.com/company/
301リダイレクトを設定すれば、旧URLへアクセスしたユーザーを新しいページへ転送でき、検索エンジンにもページの移転を伝えられます。
リニューアル前に既存ページのURLを一覧にして、新しいページとの対応関係を確認しておくと、設定漏れを防ぎやすくなります。
SEOで評価されているページを安易に削除しない
ホームページをリニューアルするときに、古いページや不要に見えるページをまとめて削除してしまうのは注意が必要です。
一見すると不要なページでも、検索エンジンからアクセスを集めていたり、他のWebサイトからリンクされていたりする場合があります。
リニューアル前には、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどを使って、既存ページのアクセス状況を確認しておきましょう。
特に下記のようなページは、削除する前に確認が必要です。
- 検索からアクセスされているページ
- 検索結果で上位表示されているページ
- 外部サイトからリンクされているページ
- 問い合わせや申し込みにつながっているページ
必要な情報は新しいページへ引き継ぎ、URLを変更する場合は適切にリダイレクトを設定します。
リニューアルによって検索流入を減らさないためにも、既存ページの実績を確認してから整理することが重要です。
公開後もアクセス解析と改善を続ける
ホームページはリニューアルして終わりではありません。
公開後はGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleなどを使い、アクセス数や検索順位、問い合わせ数などを確認しましょう。
リニューアルによって成果が改善することもあれば、逆にアクセス数や問い合わせ数が減ることもあります。
特に、下記のような変化は確認しておきたいポイントです。
- 検索からのアクセス数
- よく見られているページ
- 検索順位
- 問い合わせや申し込みの件数
リニューアル前後のデータを比較すれば、改善した部分や新たな問題を見つけやすくなります。
公開後も分析と改善を繰り返し、ホームページから成果につながる仕組みを作っていくことが重要です。
まとめ
ホームページは、何年経ったら必ずリニューアルするというものではありません。
スマホで見づらい、更新しにくい、必要な情報を見つけにくい、問い合わせにつながらないなど、現在のホームページに問題が出てきたときが見直すタイミングです。
また、問題によっては全面リニューアルではなく、部分的な改善で解決できる場合もあります。
リニューアルすること自体を目的にせず、現在の問題点を確認したうえで必要な改善を行いましょう。
