WordPressで自宅サロンのホームページを作る方法

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  • WordPressを使って自宅サロンのホームページを作ろうと思っているけど、具体的にどうやって作れば良いのかな。
  • 具体的な手順や注意点があれば知りたいよ。

この記事では、こういった疑問にお答えします。

 

本記事の内容

  • WordPressで自宅サロンのホームページを作る流れ【全体像】
  • WordPressで自宅サロンのホームページを作る手順
  • WordPressで自宅サロンのホームページを作る時の注意点

 

なお、この記事を書いている筆者は、WordPress歴は10年以上あり、この10年の間に数多くのホームページを自作してきました。

また、2018年にはWordPressサイトの作り方をレクチャーするワークショップを行い、サロンオーナーの方にホームページの作り方をレクチャーしてました。

 

こういった経験や実績を元に、この記事では、初心者の方向けにWordPressで自宅サロンのホームページを作る方法を分かりやすく解説します。

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WordPressで自宅サロンのホームページを作る流れ【全体像】

最初に、WordPressで自宅サロンのホームページを作る全体像を解説します。

  • 手順①:ホームページに掲載する情報をまとめる
  • 手順②:ホームページの構成を考える
  • 手順③:WordPressをインストールする
  • 手順④:サロン向けのテーマをインストールする
  • 手順⑤:ページを作る
  • 手順⑥:表示確認を行う

上記のとおりで、全体的な手順は6つです。

 

ちなみに、上記の手順で最も時間がかかる作業は、ホームページに掲載する情報をまとめることです。

 

掲載する情報がまとまっていれば、WordPressでホームページを作る作業時間はそこまで必要としません。

だいたい1日〜2日ぐらいあれば、公開できるレベルまで仕上げられるようになると思います。

WordPressで自宅サロンのホームページを作る時の予算

WordPressで自宅サロンのホームページを作る時の予算は概ね次のとおりです。

  • サーバー利用料 → 月額1,000円ぐらい
  • ドメイン取得費 → 年間1,400円~(契約するサーバーによっては無料)
  • 有料テーマ → 10,000円〜28,000円(サロン向けのデザイン・機能を実装した有料テーマ購入費用)
  • デザインツール → 無料ツールで作るなら0円(有料でも月額数百円)

上記のとおりで、一番費用がかかるのはテーマ購入費用です。

それ以外の費用は殆どかからないです(月1,000円程度です)。

 

WordPressで自宅サロンのホームページを作る手順

それでは早速、WordPressで自宅サロンのホームページを作っていきましょう。手順は下記のとおりです。

  • 手順①:ホームページに掲載する情報をまとめる
  • 手順②:ホームページの構成を考える
  • 手順②:WordPressをインストールする
  • 手順③:サロン向けのテーマをインストールする
  • 手順④:固定ページで必要なページを作る
  • 手順⑤:表示確認を行う

上記のとおりです。

手順①:ホームページに掲載する情報を準備する

まず最初に、ホームページに掲載する情報を準備しましょう。

具体的には次の5つです。

  • 独自ドメイン名を決める
  • サービス内容と価格を決める
  • 予約方法を決める
  • 支払い方法を決める
  • プロフィールと写真を用意する

上記の順に解説します。

独自ドメイン名

最初に、ホームページのURLとなる「独自ドメイン名」を考えておきましょう。

 

ちなみに、このブログのドメインは「takapon.net」というドメインで運用しており、筆者が解約しない限り(更新料を払い続けている間)、筆者以外の人が使えないようになっています。

つまり、「こんなドメインにしたい」と思っても、第三者がすでに利用していれば、取得できないようになっています。

ですので、最低でも3つぐらい、ドメイン名の候補を考えておくと良いかと思います。

 

サービス内容と価格を決める

ホームページにサービスメニュー(施術メニュー)を掲載するため、サービス内容と価格、施術時間をまとめておきましょう(ざっくりでOKです)。

サービスメニューに必要最低限の情報を掲載しておかないと、ホームページに訪問したお客様は他サロンとの比較・検討ができないばかりか、問い合わせ対応の手間が増えます。

必ず用意しておきましょう。

予約方法を決める

予約方法はサービス内容やお客様の属性、サービス価格に合わせて考えておきましょう。

単価が低ければ予約ツールを使った方が便利ですが、リピーターの方等はメールやLINEなどのツールの方が便利です。

  • 個別対応(面倒)
    • メール
    • LINE
  • 予約ツール
    • リスト表示形式
    • カレンダー表示形式

 

自動返信メールやリマインドメールなど、自分の中でシステム化しておくと、忙しくなったときの自分がラクになりますよ。

決済方法を決める

決済方法は複数あると便利です。

  • 現金払い
  • クレジットカード払い
  • QR決済

など、様々な決済方法があると良いです。

最悪なのは「現金のみ」です。

手数料をケチったり、クレジットカード決済に対応するのが面倒などと言っていると、自らお客様の間口を狭めることになります。

様々なお客様に対応できるよう、決済方法は複数用意しておきましょう。

プロフィールと写真を用意する

「近所の目もあるし、特定されるのも嫌だから顔を出したくない」と、イラストや動植物の画像を掲載しようとされる方がいますが、オーナーの写真を掲載した方が良いです。

理由は、お客様の立場からすると、知らない人の自宅に行くとい行為は心理的なハードルが高いからです。

お客様の心理的なハードルを少しでも下げるために、写真とプロフィールを掲載し、お客様に安心してもらいましょう。

手順②:ホームページの構成を考える

ホームぺージに掲載する情報を準備したら、ホームページの構成を考えましょう。

ちなみに、自宅サロンに必要なページ構成は概ね下記の通りとなります。

  • HOME
  • サービス内容・価格(施術内容)
    • サービスA
    • サービスB
    • サービスC
  • ご予約(サービス内容から直接予約できるようにする場合は必要ないです)
  • プロフィール
  • よくあるご質問
  • お知らせ
  • お問い合わせ(予約フォーム)

 

上記と併せて、目立たない場所で問題無いので、下記2つのページが必要になります。

  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法

上記のページはホームページで予約を受け付けたり決済する場合、必ず必要になります。

プライバシーポリシー

ホームページでサービスの予約・サービスの販売を行う際、プライバシーポリシーの公開が必須です。

具体的な作り方は「【雛形あり】プライバシーポリシーページの作り方【免責事項・著作権含む】」という記事で解説していますので、是非どうぞ。

特定商取引法

ホームページで商品やサービスを販売する場合、「特定商取引法に基づく表記」の記載義務があるため、自宅の住所を表示させる必要がありますが、条件を満たせば住所の記載を省略できます。

その条件とは、消費者に求められたら遅延なく(一週間程度)提供するということです。

 

・広告の表示事項を省略できる場合

広告の態様は千差万別であり、広告スペース等もさまざまです。
したがって、これらの事項をすべて表示することは実態にそぐわない面があるので、消費者からの請求によって、これらの事項を記載した書面 (インターネット通信販売においては電子メールでもよい)を 「遅滞なく」提供することを広告に表示し、かつ、実際に請求があった場合に「遅滞なく」提供できるような措置を講じている場合には、 下の表の通り、広告の表示事項を一部省略することができることになっています。(法第11条ただし書き)

出典:通信販売|特定商取引法ガイド

 

特定商取引のページに、「情報開示の請求があれば遅延なく提示する。」という一文を入れておけば、住所の記載を省略できます。

手順③:WordPressをインストールする

ホームページの構成を考えたら、WordPressをインストールしてホームページを作る準備をしましょう。

すでにインストール済みの方は、「手順③:サロン向けのテーマをインストールする」に進んで下さい。

 

なお、WordPressは以下のサーバーであれば、インストール作業不要で、ブログ感覚でスタートできます。

 

ちなみに、この記事を書いている筆者は、上記両方のサーバーを利用しています。

具体的なインストール方法は、下記記事で詳しく解説していますので、是非どうぞ。

手順④:サロン向けのテーマをインストールする

WordPressをインストールしたら、自宅サロンのホームページが作れるサロン向けのテーマをインストールしましょう。

 

ちなみに、自宅サロンのホームページが作れるテーマは色々ありますが、おすすめは下記3つです。

  • SKIN:コース一覧ページが簡単に作れる / 12,980円(税込)
  • LOTUS:サロンイメージを伝えやすい3タイプのページレイアウト / 12,980円(税込)
  • HEAL:来店予約とスタッフプロフィール連動型スケジュール機能 / 27,800円(税込)

 

上記のテーマは美容系ホームページの作成に特化したテーマなので、メニューや価格表を作りやすいよう設定されています。

そのため、用意していたテキストや画像を入れるだけで、簡単にページが作れるようになっています。

 

ちなみに、下記のページで美容系のテーマをいくつか紹介していますので、興味がありましたら是非どうぞ。

手順⑤:ページを作る

テーマをインストールしたら、ページを作りましょう。

 

基本的に、WordPressでは「固定ページ」という機能を使ってページを作ることになりますが、有料テーマを購入した場合は、ページの作り方が若干異なります。

  • 無料テーマ・一般的な有料テーマ → 固定ページ
  • サロン向け有料テーマ → カスタム投稿タイプ・固定ページテンプレート

 

無料テーマや一般的な有料テーマの場合、固定ページでサービス内容や価格表を作ります。そのため、ページレイアウトはご自身で考える必要があります。

固定ページの使い方は「【WordPress】固定ページの作り方・使い方を図解入りで解説」をどうぞ。

 

サロン向け有料テーマを購入した場合、「カスタム投稿タイプ」と呼ばれる、価格やサービス内容などの入力項目が機能として用意されています。

また、ページレイアウトが用意されているので、レイアウトをを考えなくても、テキストを入力するだけでサービスページが出来上がるようになってます。

手順⑥:表示確認を行う

ページができ上がったら表示チェックを行ない、問題なければページを公開しましょう。

以上でWordPressで自宅サロン向けのホームページを作る方法は完了です。

 

WordPressで自宅サロンのホームページを作る時の注意点

最後に、WordPressで自宅サロンのホームページを作る時の注意点を解説します。

  • 予約や決済はプラグインではなく外部ツールを使う

上記のとおりです。

予約や決済はプラグインではなく外部ツールを使う

WordPressには予約・決済ができるプラグインがいくつかあります。

プラグインを使ってWordPressに下記機能を実装することで、一元管理が可能です。

  • 予約受付
  • クレジットカード決済
  • メールマガジン

一見、便利に思えるかもしれませんが、基本的に一見管理はおすすめできません。

 

予約受付やクレジットカード決済は個人情報を扱うことになるので、多少面倒でも外部ツールに任せた方が良いです。

もし万が一、個人情報が流出した場合、全責任を負うことになります。個人情報が流出してしまえば、信用失墜はもちろん、損害賠償責任を負いかねません。

 

外部ツールを使っていれば、個人情報が流出してもツール運営会社の責任となりますので、責任を負わなくて済みます。

WordPressは便利ではありますが、トラブルが起きれば自己責任となりますので、個人情報を扱うものは外部ツールを使うようにしましょう。

 

ちなみに、予約システムのおすすめを下記記事で紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。

 

まとめ

以上、WordPressで自宅サロンのホームページを作る方法を解説しました。

 

ホームページに掲載する情報がまとめてあり、構成がある程度決まっていれば、ホームページを作るのは難しくありません。

ホームページデザインも、サロン向けの有料テーマを使えば、初心者の方でもプロが作ったようなおしゃれなデザインのホームページが作れます。

WordPressの立ち上げも簡単ですので、是非、ホームページ作成にチャレンジしてみてください。

 

 

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