
- メルマガ読者リストを増やす方法を調べてます。
- ブログやSNSでアピールする他に、どんな方法がありますか?
- 読者リストを増やす効果的な方法があれば教えて欲しいです。
この記事では、こういった疑問・要望にお答えします。
- メルマガ読者リストを増やす方法5つ
- メルマガ読者リストを増やす時に避けるべき方法2つ
- メルマガ読者リストを増やす時のよくある疑問
なお、本記事の筆者はメルマガ運営歴が13年以上あり、メルマガとブログ収益で生計を立てております。
今でこそ、ある程度は読者リストを集める方法を把握してますが、メルマガを始めたばかりの頃は「どうすれば読者リストが増えるのか?」と日々模索してました。
メルマガを始めたばかりの頃は予算が無かったので、無料でできる方法を探しては実践するということを何度も繰り返してました(今では法律違反となる手法に手をつけたこともあります)。
無料では限界を感じ、広告出稿したり、プロダクトローンチというマーケティング手法にチャレンジしたこともありました(費用対効果はイマイチでした)。
このように、メルマガ読者リストを増やす大変さは身をもって知っていると自負しています。
こういった経験をもとに、この記事では、メルマガ読者リストを増やす方法や、リストを集めるうえで避けるべき方法、よくある疑問を解説します。
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メルマガ読者リストを増やす方法5つ
メルマガ読者リストを増やす方法は下記5つあります。
- Webサイトやブログで紹介する
- SNSで紹介する
- 広告を出稿する
- アフィリエイターに紹介してもらう
- チラシやPOPで紹介する
上記のとおりです。
Webサイトやブログで紹介する
1つ目の方法は、運営しているWebサイトやブログでメルマガを紹介します。
サイドバーやフッターにバナーや登録フォームを設置したり、CTAやポップアップフォームを設置してメルマガの存在をアピールして登録を促します。
ちなみに、バナーは「【デザイン初心者向け】バナー作成ツールおすすめ4選【画像素材つき】」という記事で紹介しているツールを使えば簡単に作れます。
なお、筆者の経験上、メルマガの登録率が高いのは「CTA」と「ポップアップフォーム」です。残念なことに、サイドバーやフッターはほとんど登録されません。
- 登録率が低い(ほとんど登録されない)
- サイドバー
- フッター
- 登録率が高い
- CTA(Call To Action:コール トゥ アクション) 記事下の部分
- ポップアップフォーム
ですので、Webサイトやブログでメルマガ読者リストを増やすなら、CTAとポップアップフォームの設置をおすすめします。
CTAは、WordPressをお使いであれば、「企業サイト向けWordPressテーマおすすめ16選【有料&無料】」という記事で紹介しているテーマにCTA設置機能が実装されていますので、興味がある方は是非どうぞ
ポップアップフォームに興味がある方は下記記事をどうぞ。
SNSで紹介する
2つ目は、運営しているSNSで紹介します。
- YouTube
など、SNSアカウントのプロフィール欄にメルマガ登録のURLを記載したり、メッセージ投稿でメルマガを始めたことをアピールしましょう。
投稿をよくチェックしてくれるフォロワーさんからのメルマガ登録が期待できます。
広告を出稿する
Webサイトやブログのアクセス数は少なく、SNSアカウントのフォロワーも少ないけど、すぐにでも読者リストを増やしたい方は、広告を出稿すれば短期間に増やせます。
なお、広告出稿にあたり、前払いで費用が必要になりますが、数千円~1万円からでもスタートできます。
出稿すればすぐに表示されますし、止めることもすぐにできますので、使い勝手が良いです。
広告の種類は「検索連動型広告」、「SNS広告」、「アプリ動画広告」の3種類あります。
- 検索連動型広告
- SNS広告
- YouTube
- アプリ動画広告
- マンガアプリ
- ゲームアプリ
- キュレーションアプリ
出稿先によってユーザーの属性は変わりますので、1ヶ所に広告を出稿するのではなく、色々な媒体に出稿してテストするのがおすすめです。
アフィリエイターに紹介してもらう
アフィリエイターに紹介してもらう方法は2パターンあります。
- 成果報酬で紹介してもらう
- 有料商材を紹介してもらい、メルマガ読者を無料で集める
上記の順に解説します。
成果報酬で紹介してもらう
広告主としてASPに登録して、1件メルマガ登録があれば○百円〜○千円などという報酬を設定して紹介してもらいます。
登録される毎に広告費が発生しますが、成果報酬なので登録されなければ費用はかからないです(ASPによっては月額料金がかかります)。
ちなみに、「【無料あり】メール配信システムおすすめ比較7選【選び方・比較表】」という記事でも紹介しているMyASP(マイスピー)というメール配信システムはアフィリエイトセンター機能があります。
アフィリエイターを集めることができる方は、ご自身でアフィリエイトセンターを立ち上げるのも1つの方法です。
有料商材を紹介してもらい、メルマガ読者を無料で集める
こちらもアフィリエイターに紹介してもらうのですが、紹介してもらう対象が異なります。
メルマガ登録ページを紹介してもらうのではなく、有料商材を紹介してもらうのです。
具体的には、メルマガ登録フォームやポップアップフォームが設置してある有料商材のページを紹介してもらうのです。
この方法を取り入れることで、
- 今すぐ商品購入は決断できないけど、とりあえずメルマガを読んでみて、もう少し検討したい
- 興味はあるけど今すぐ購入するのは難しいから、とりあえずメルマガを登録しておきたい
- 情報収集してるから、とりあえず情報が欲しい
といった、濃い読者リストが手に入るという仕組みです。
ちなみに、「【公開】Web集客初心者が4か月で顧問契約を獲得した全手順を解説」という記事でも解説してますが、筆者が運営しているメルマガ読者の5割はこの方法で集めた読者です。
今でも有料商材のページから購入を迷っている方や、興味があるけど購入しなかった方のメルマガ登録があります。
チラシやPOPで紹介する
店舗を運営されている方は、チラシやフライヤー、POPなどでメルマガ登録をアピールします。
ちなみに、下記のような方法だとなかなか登録してもらえないのでご注意ください。
- 登録の手順が多い(例えば、公式サイトを検索で調べてアクセスし、設置してあるフォームに入力を求める) → 面倒なので「後でいいや」と思われがち(結局登録されない)。
- キャリアメールの登録を促す → 「キャリアメールに登録するのはちょっと…」と思われがち(「Gmail」や「iCloud」、「Yahoo!メール」をメインに使っている人に多い)。
おすすめな方法は、スマホで使っているメールアドレスの登録をQRコードで簡単に登録できるようにすることです。
登録がスムーズなのはもちろん、フリーアドレスが簡単に登録できるようになっていると、アドレス登録の心理的な抵抗感がぐっと下がりますので、登録率が上がります。
登録特典(割引クーポン、プレゼントなど)を用意しておくと、さらに登録率がアップするのでおすすめです。
ちなみに、「QRコード経由の登録率を測定したい!」という方は、「【Googleアナリティクス】QRコードのアクセス数を調べる方法」という記事で紹介している方法で登録率を測定できますので、興味がある方は是非どうぞ。
メルマガ読者リストを増やす時に避けるべき方法2つ
メルマガ読者リストを増やす時に避けるべき方法は下記2つです。
- メルマガ読者リストを購入する
- 自動収集ツールで集める
上記のとおりです。
メルマガ読者リストを購入する
ネットで「メルマガ リスト 購入」と検索すると、メルマガ読者リストを販売している業種のサイトは沢山表示されますが、この手の業者からリストを購入するのは避けるべきです。
というより、絶対にNGです。
理由は下記3つあります。
- 読者からすると自らの意思で登録した訳ではないので読まれない
- 特定電子メール法に反する可能性あり
- メール配信システムによってはアカウント削除の可能性あり
メルマガ登録された読者の立場からすると、登録した覚えが無いのに勝手にメールが送られてくる訳ですから、いい気分はしません。
というより、不快です。
それに、メルマガ配信したとたん、すぐに解除されますし、解除されない場合はかなりの確率で迷惑メールボックス行きです。
読まれることはまずありませんので、止めた方が良いです。
自動収集ツールで集める
検索で「リスト 集め ツール」なとのキーワードで検索すると、自動収集ツールがわんさか表示されますが、この手のツールを使うのも避けるべきです。
ツールの種類は大きく3つあります。
- お問い合わせ先として公開しているメールアドレスを自動収集
- MLMのような仕組みで紹介でリストを集めるツール
- SNSツール(2011年~2013年ぐらいによく見かけました。最近は殆ど見かけないです)
この手の方法で読者リストを集めるのもNGです。
理由は「メルマガ読者リストを購入する」という項目で解説しているとおり、そもそも読まれないですし、法律違反の可能性があります。
いずれの方法も、オプトインを取得していないので、法律違反になります。
罰則もありますので、このような方法で読者リストを増やすのは避けるべきです。
メルマガ読者リストを増やす時のよくある疑問
最後に、メルマガ読者リストを増やす時のよくある疑問を4つ紹介します。
- メルマガ相互紹介は効果ある?
- 名刺交換した人に登録しても大丈夫?
- 登録率が低いけど、どうすれば改善できる?
- ランディングページは用意した方がいい?
- 登録の特典などは用意した方がいい?
上記のとおりです。
メルマガ相互紹介は効果ある?
メルマガ相互紹介は効果がありません。
理由は下記のとおりです。
- 相互紹介が成り立ちにくい → お互いの読者リスト数に偏りがあると紹介が成り立たない
- お互いに内容が分からないリスクがある → 紹介したメルマガの内容が微妙だと読者の信用を失う
- メルマガ開封率が下がる可能性がある → 読むメールが増えるので、読まれなくなる可能性が高い
上記のうち、特にネックなのが読者数に偏りがあると紹介が成り立ちにくいことです。
これは、逆の立場で考えれば分かると思いますが、
自分が運営しているメルマガよりも読者リストが少ない人を紹介するメリットが1つもないからです。
メルマガの相互紹介が成り立つケースは下記のようなケースに限ります。
- メルマガ読者リストが同数
- 開封率が同程度
- 読者属性が近い
これ以外に相互紹介が成り立つことはまずあり得ません。
名刺交換した人に登録しても大丈夫?
今まで名刺交換した人のメルマガ登録を推奨している方もいますが、基本的にあまりお勧めはしません。
というより、やらない方が良いです。
名刺交換の際に「メルマガをやってるので、登録しても良いですか?」と、一言確認して、相手からOKを貰っているのであれば登録しても良いと思いますが、
確認を取っていないのに勝手にメルマガ登録したら、喜ばれるケースはかなり少ないです。
というより、高確率で嫌われます。
嫌われる覚悟がある方はチャレンジしてみて下さい。
ちなみに、同意を得ずに勝手に送る場合、解除リンクを目立つ場所に設置して送るようにしましょう。
解除リンクが分かりにくいと、ムカつかれる可能性が飛躍的に高まるのでお気を付け下さい。
登録率が低いけど、どうすれば改善できる?
メルマガ登録フォームを設置したり、バナーでメルマガ登録URLに移動させるだけでは、登録率の改善は期待できません。
登録率を高めるために、下記2つを用意しましょう。
- ランディングページ
- メルマガ登録特典
詳しくは「【初心者】メルマガ登録を増やす2つの方法【確実に登録率UP】」をどうぞ。
ランディングページは用意した方がいい?
ランディングページは用意すべきです。
Webサイトやブログにメルマガ登録フォームを設置したり、登録フォームの素っ気ないページに誘導するよりも、
ランディングページを作ってキャッチコピーで引き付け、ターゲットを明確にして、メルマガ登録するメリットをランディングページでアピールした方が登録されやすいです。
メルマガ登録を増やしたい方は、ランディングページを作るべきです。
具体的な作り方は「ランディングページの作り方を3つの手順で解説【初心者でも作れる】」をどうぞ。
登録の特典などは用意した方がいい?
メルマガ登録特典は用意した方が良いです。
もちろん、特典目当ての登録が増えるリスクはありますが、特典やメルマガの内容が良ければ解除されずに読まれるようになります。
メルマガ登録の動機づけを少しでも強力にするために、できる範囲内で構いませんので、下記のような特典を用意してくと良いですよ。
- デジタルコンテンツ → 限定コンテンツのパスワード、PDF、音声、動画など
- サービス → 割引クーポン、無料相談・無料体験など
まとめ
以上、メルマガ読者リストを増やす方法や、避けるべき方法を解説しました。
ブログやSNSで紹介するだけでもそこそこ登録が見込めますが、それだけではなかなか増えません。
採算が取れる範囲内で広告を出稿したり、商品やサービスを作って、アフィリエイターさんに紹介してもらう方法を検討するなどして、読者リストを増やしましょう。