
SEO対策ツールに興味があります。
「SEOツール」で検索すると、何十個も紹介しているサイトを見ますが、そんなに沢山のツールを使うものですか?
SEO対策の重要性は理解してますが、あまり時間を割けないので、必要最低限のツールを教えて欲しいです。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
SEOツールを沢山使ってもアクセスは増えない


SEOツールはネット上に沢山ありますが、全てのツールを使って分析したからといって、アクセスが増える訳ではありません。
それに、沢山のツールを使ってチェックしていたら、記事執筆にあてる時間も無くなります。
外注のライターさんに記事を書いて貰っているならいいですが、そうでなければ分析するだけで時間が無くなるので、ツールの数は数を絞った方がいいですよ。
ちなみに、SEOで使うツールは大きく分けて下記3種類あります。
- アクセス解析ツール
- キーワードチェックツール
- 競合サイトチェックツール
上記の順に紹介していきます。
SEO対策で必須のアクセス解析ツール2つ


SEO対策で必須のアクセス解析ツールは下記2つです。
- Googleアナリティクス(GA4)
- Googleサーチコンソール
上記のとおり。
Googleアナリティクス(GA4)


Googleアナリティクスは Googleが無料で提供するWebサイトのアクセス解析ツールです。
公式サイト Googleアナリティクス
無料とはいえ国内の上場企業8割が利用している、非常に高機能なツールです。
Googleアナリティクスを使うことで、以下のデータをチェックできます。
- どのページにどれぐらいアクセスがあるか?
- どこからアクセスがあるのか?
- どのようなデバイスでアクセスしてきているのか?
ちなみに、Googleアナリティクスの設置方法や使い方を以下の記事で解説していますので、是非どうぞ。
Googleサーチコンソール


Google Search Console(サーチコンソール)は、Googleが無料で提供する、キーワード毎の掲載順位を確認できるWeb解析ツールです。
公式サイト Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソールを使うと下記情報をチェックできます。
- 検索クエリ(ユーザーが検索する際に入力したキーワード)
- リンクチェック(被リンク・内部リンク)
- ページのクリック数・表示回数・表示順位
- ページスピードのチェック(PC・モバイル)
- AMPエラーのチェック
ユーザーがどのようなキーワードでサイトに訪問しているのか?ということから、リンクの状態、ページの表示スピード、AMPエラーの有無を確認できます。
Googleサーチコンソールのサイトマップ登録をしておくことで、サイトのページ情報を伝えやすくなりますので、サイトを立ち上げたら、サイトマップは必ず登録しましょう。
サイトマップを登録しないと記事情報が認識されず、検索結果に表示されないことがあるのでご注意ください。
詳しくは別記事の「自分のブログを検索しても記事が表示されない!原因と対処法を解説」をどうぞ。
SEO対策で必須のキーワードリサーチツール3つ


SEO対策で必須のキーワードリサーチツールは下記3つです。
- Googleキーワードプランナー
- ラッコキーワード
- Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
上記のとおり。
Googleキーワードプランナー


Googleキーワードプランナーは、Googleが無料で提供するキーワードの検索ボリュームや広告掲載の入札単価を調べるツールです。
公式サイト Google広告
Googleキーワードプランナーを使うと以下の情報をチェックできます。
- 調べたいキーワードの検索ボリューム(量)
- デバイス別のキーワード検索の割合数
- 運営しているサイトと関連性の高いキーワードは何か?
ちなみに、Googleキーワードプランナーは、Google広告の利用者向けツールですが、実際に広告を出稿しなくても無料で利用できます。
詳しい使い方は別記事の「Googleキーワードプランナーで検索数を調べる方法」をどうぞ。
ラッコキーワード


ラッコキーワードは、サジェストキーワードを網羅的に取得できるツールです。
公式サイト ラッコキーワード
ラッコキーワードの詳しい使い方は別記事の「関連キーワードを一括抽出してブログ記事を書く方法【ネタ切れ無し】」をどうぞ。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)


Ubersuggest(ウーバーサジェスト)は、サジェストキーワードとサジェストに関する検索ボリューム、SEO難易度を同時にチェックできるキーワードツールです。
公式サイト Ubersuggest
検索窓にキーワードを入力するだけで、以下の情報をチェックできます。
- 検索ボリューム
- SEO難易度
- 有料難易度
- クリック単価
- クリック率
- 検索者の年齢分布
- キーワード候補
- コンテンツ候補
例えば、検索窓に、「ブログ」というキーワードを入力すると、下図のようにキーワードの検索ボリュームやSEO難易度をチェックできます。


また、キーワード候補のトレンドや、検索ボリューム、クリック単価なども表示されます。


コンテンツの候補も表示されます。


無料で様々なキーワードデータをチェックできます。
SEO対策で必須の競合サイトチェックツール3つ


最後に、SEO対策で必須の競合サイトチェックツールを3つ紹介します。
- SimilarWeb(シミラーウェブ)
- MoZBar
- Ahrefs(エイチレフス)
上記のとおり。
SimilarWeb(シミラーウェブ)


SimilerWeb(シミラーウェブ)は、無料で競合サイトのアクセス数や流入キーワード(無料で上位5つのオーガニックキーワードが表示される)をチェックできるツールです。
公式サイト SimilerWeb
SimilerWebの使い方は下記記事をどうぞ。
MozBar


MozBarは、検索結果に表示されるドメインオーソリティと、ページオーソリティを確認できるツールです。Chromeの拡張機能をインストールすると利用できます。
公式サイト MozBar
ChromeWebストア MozBar
ドメインオーソリティとページオーソリティの意味は下記のとおりです。
- DA(ドメインオーソリティ):ドメインの強さ
- PA(ページオーソリティ):ページの強さ
MozBarをインストールした状態で検索すると、下図のように検索結果にPAとDAが表示されます。


また、PA・DAの右側にある「Link Analysis」をクリックすると、ドメイン全体の被リンク数と、ページの被リンク数をチェックできます。
MozBarの詳しい使い方は、以下の記事をどうぞ。
Ahrefs(エイチレフス)


Ahrefs(エイチレフス)は、検索順位をチェックする有料ツールではありますが、無料でキーワードのアイデアや競合サイトの被リンク・権威性をチェックできます。
公式サイト Ahrefs(エイチレフス)
以下の機能は無料で使えますので、競合サイトのチェックや、自サイトのキーワード調査に役立ちます。
- 被リンク調査:被リンクチェッカー
- 権威性調査:Webサイト権威性チェッカー
- キーワード調査:Keyword Generator
- キーワード難易度調査:キーワード難易度チェッカー
まとめ
以上、SEO対策で必須のツールを8つ紹介しました。
基本的に全て無料で使えますので、Webサイトやブログの運営にお役立てください。
なお、アクセス解析、キーワードリサーチ、競合サイトチェックは無料ツールでも全く問題ありませんが、自サイトの検索順位チェックだけは有料ツールを使った方がいいです。
理由は、無料の検索順位チェックツールは、チェックできるキーワードが数える程しかなく、全く使い物にならないからです。
ちなみに、キーワード毎の検索順位をチェックするのであれば、「検索順位チェックツールおすすめ4選【料金/機能比較】」という記事でも紹介している、下記ツールがおすすめです。
- インストール型
- GRC (Windows向け):無料利用枠あり
- Rank Tracker (Mac向け):無料版あり
- クラウド型
- Nobilista(ノビリスタ)
:7日間の無料トライアル期間あり - GMO順位チェッカー:1か月間の無料トライアル期間あり
- Nobilista(ノビリスタ)
キーワードを登録しておけば、自動で検索順位をチェックできるようになるので便利ですよ。