WordPressにLightningテーマをインストールしており、Lightning推奨プラグインと併せて追加すべきプラグインの情報をお探しの方向け。
Lightningテーマには「VK All in One Expansion Unit」という推奨プラグインが用意されており、これだけでも十分な機能を備えていますが、さらに機能を強化するため、追加でプラグインをインストールする必要があります。
この記事では、Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグイン7つと、入れておくと便利なプラグインを8つ紹介します。
Lightningテーマ推奨プラグインと併せてインストールしておくようにしましょう。
Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグイン7選
最初に、Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグインを7つ紹介します。
- Akismet Anti-Spam:スパムコメント防止
- WP Multibyte Patch:日本語環境に対応
- XML Sitemaps:XMLサイトマップの送信
- Contact Form 7:お問い合わせフォーム
- UpdraftPlus:サイトのデータを丸ごとバックアップ・復元
- Table of Contents puls:記事の目次を自動生成
- wpdoctor:ファイル改ざん検知・セキュリティ強化
上記のとおりです。
Akismet Anti-Spam:スパムコメント防止
「Akismet Anti-Spam」は、スパムコメントを自動で選別してブロックするプラグインです。
プラグインの詳しい情報と設定方法は「【WordPress】スパムコメントを自動判別してブロックする「Akismet Anti-Spam」」をどうぞ。
WP Multibyte Patch:日本語環境に対応
「WP Multibyte Patch」は、WordPressをマルチバイト文字に最適化するプラグインです。
マルチバイト文字とは、1文字を2バイト以上で表現する文字のことで、日本語のひらがな・漢字などがそれにあたります。
- 検索の全角スペースを半角スペースと同じように認識させている
- メールの文字列の最適化
- ピンバック、トラックバックの最適化
- マルチバイト文字が含まれるファイル名のアップロードに対応
- 投稿画面の文字数カウントを正常化
など、マルチバイト文字を使用することで発生する様々な不具合を修正してくれます。
WP Multibyte Patchのさらに詳しい情報は、開発者さんの記事を参考にして下さい。
参考リンク:WP Multibyte Patch – EastCoder;
XML Sitemaps:XMLサイトマップの送信
XML Sitemaps(旧称Google XML Sitemaps)は、検索エンジンのクローラーがページの情報を読み込むためのXMLサイトマップを自動生成するプラグインです。
クローラーの言葉の意味は「【SEO】検索順位が決まる仕組みと上位獲得に必要な施策を解説」をどうぞ。
検索エンジンにXMLサイトマップを送信することで、ページの情報が認識されやすくなりますので、サイトを開設したら必ず入れましょう。
なお、プラグインを入れただけでは意味がありませんので、プラグインのインストール後、GoogleサーチコンソールとBing WebマスターツールにXMLサイトマップを登録しましょう。
登録方法は「【WordPress】GoogleサーチコンソールとBing Webマスターツールにサイトマップを登録する方法」をどうぞ。
Contact Form 7:お問い合わせフォーム
「Contact Form 7」は、お問い合わせフォームを作成できるプラグインです。ショートコードを貼り付けるだけでフォームを簡単に設置できます。
作成したメールフォームは固定ページなどに設置できます。
- テキスト・数値・日付・チェックボックス・ラジオボタン・メニュー・承諾確認ボックスなどを、ボタンで簡単に挿入可能
- 1フォームにつき2種類までの自動返信メール設定
- 固定ページや投稿へのフォーム表示はショートコードを利用
- 各種メッセージカスタマイズ
- スパムやロボットをブロックするGoogleのreCAPTCHAと連携
Contact Form 7の設定方法は以下の記事をどうぞ。
UpdraftPlus:サイトのデータを丸ごとバックアップ・復元
「UpdraftPlus」は、サイトのファイル・データベースを丸ごとバックアップ・復元できるプラグインです。
複雑な操作を必要とせず、簡単にWordPressサイトをバックアップできます。
- ウェブサイトのデータを丸ごとバックアップ
- スケジューラーによる自動バックアップ可能
- バックアップデータの保存先に、サーバーだけでなくDropboxやGoogle Drive等のクラウトストレージを選択可能
- 保存しておいたファィルから「復元」も可能。
UpdraftPlus詳しい設定方法は以下の記事をどうぞ。
Table of Contents puls:記事の目次を自動生成
「Table of Contents puls」は、記事の目次を自動生成できるWordPressプラグインです。
投稿や固定ページの記事に記述したH1からH6までの見出し用のHTMLタグを基に目次を自動生成します。
- 記事の目次を自動生成できる。(H1からH6までの見出し用のHTMLタグを基に自動生成)
- 投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプに対応。
- 目次の表示位置や表示内容を細かく設定できる。
- 人間用のサイトマップを自動生成する機能もある。
- WPプラグインの管理画面が日本語化されています。日本語に対応してわかりやすい。
目次なんて必要無いのでは?と思われる方は、「ブログ記事に目次は必要?SEO効果とユーザーの利便性が上がるので必要」を参考にして下さい。
wpdoctor:ファイル改ざん検知・セキュリティ強化
「wpdoctor」は、ハッキングによるファイル改ざんの検知や駆除、不正ログインを防止する、セキュリティプラグインです。
「セキュリティプラグインなんて、立ち上げたばかりでアクセスが殆ど無いサイトに必要あるの?」と思うかもしれませんが、
作ったばかりのサイトでアクセスが無くても、別のサイトへ自動で攻撃するための踏み台として使われることがあります。
こうなると、知らないうちに第三者に迷惑をかけることになりますので、WordPressをインストールしたら、必ず入れるようにしましょう。
wpdoctorの詳しい設定方法は「【WordPress】ハッキングによるファイル改ざんを検知・駆除するプラグイン「wpdoctor」」をどうぞ。
Lightningテーマのインストール後に入れておくと便利なプラグイン8選【おまけ】
Lightningテーマを使っている方向けに、入れておくと便利なプラグインを8つ紹介します。
- Classic Editor:旧エディタ(ブロックエディタが苦手な方向け)
- Advanced Editor Tools:エディタ拡張
- WP-Optimize:リビジョン削除
- PubSubHubbub:新着記事を検索エンジンに通知
- TablePress:表(テーブル)を簡単に作成
- VK Post Author Display:記事下に投稿者情報を表示
- WordPress Popular Posts:人気記事の表示
- WP Mail SMTP:WordPressから送信されるメールをSMTPで送信(迷惑メール回避)
上記のとおりです。
Classic Editor:旧エディタ(ブロックエディタが苦手な方向け)
「Classic Editor」は、グーテンベルクエディタ以前の旧エディタを有効化するプラグインです。
Microsoftのワードのようなエディタでページを作れるようになります。
グーテンベルクのブロックエディタが使いにくいという方は、クラシックエディタを入れてみて下さい。
Advanced Editor Tools:エディタ拡張
「Advanced Editor Tools(旧:TinyMCE Advanced)」は、インストールするだけでビジュアルエディタを拡張できるプラグインです。
エディタを拡張する様々な種類のボタンや機能が用意されており、エディタに追加したい機能を自分で選んで拡張できます。
エディタの画面は日本語化されているので、初心者でも分かりやすいと思います。
- WordPressの記事編集で使うビジュアルエディタを拡張できる。
- エディタを拡張するための様々な機能が用意されており、追加したい機能を自分好みにカスタマイズできる。
- エディタの上部に編集メニューがあり、簡単に操作できる。(【WordPress】表(テーブル)作成の簡単な設置方法を3つ紹介【HTML不要】)
- エディタの画面と管理画面が日本語化されているため分かりやすい。
WP-Optimize:リビジョン削除
「WP-Optimize」は、リビジョンを削除して、データベースを最適化するプラグインです。
リビジョンを削除せずに放置しておくと、データベースの容量を圧迫してサイトが重くなってしまいますが(表示が遅くなる)、不要なリビジョンを削除すると、データが軽くなり、表示も早くなります。
WP-Optimizeを使うと、下記のことができるようになります。
- リビジョンの削除
- データベースの最適化
- 自動下書きの削除
- ゴミ箱を空にする
- データベースのデータ状況のモニタリング
なお、リビジョンを削除しないと起こる不具合を、以下の記事で解説していますので、是非どうぞ。
PubSubHubbub:新着記事を検索エンジンに通知
「PubSubHubbub」は、WordPressで記事を投稿するとGoogleの検索エンジンに素早くインデックスしてくれるプラグインです。
インデックスの言葉の意味については、「【SEO】検索順位が決まる仕組みと上位獲得に必要な施策を解説」をどうぞ。
検索エンジンに素早くインデックスされることで、以下の効果が期待できます。
- Googleの検索エンジンに素早くインデックスしてくれる
- 素早くインデックスされるため、アクセスアップが期待できる
- コピーコンテンツによるペナルティを受けにくくなる
プラグインの詳しい使い方は、以下の記事をどうぞ。
TablePress:表(テーブル)を簡単に作成
「TablePress」は、HTMLのtableタグを使わずに、表(テーブル)を作成できるプラグインです。
このプラグインを使うことで、投稿・固定ページに、価格表や比較表、イベントのタイムテーブルなどを簡単に掲載できるようになります。
- tableタグを使わなくても表(テーブル)が作れる
- CSVデータのインポート・エクスポートが可能
- 作成した表(テーブル)は、ショートコードを貼り付けるだけで簡単に設置できる
- 設定により、ユーザーがテーブルを並び替えたり、検索、フィルターを使用する事が可能
TablePressの詳しい使い方は、以下の記事をどうぞ。
VK Post Author Display:記事下に投稿者情報を表示
「VK Post Author Display」は、記事の最後にプロフィール(著者の画像、投稿者名、肩書、自己PR文、SNSボタン、著者が書いた最近の記事など)を掲載する事ができるプラグインです。
Lightningテーマの開発者である株式会社Vektorさんが提供しています。
- サムネイル付きの最近の記事を表示可能。
- 投稿者が執筆した記事の一覧表示可能
- 複数でブログを運営している場合、投稿者別に表示可能
VK Post Author Displayの詳しい使い方は、以下の記事をどうぞ。
WordPress Popular Posts:人気記事の表示
「WordPress Popular Posts」は、人気記事のデータを集計して、アクセスランキングを表示する事ができるプラグインです。
- ランキングの順位は「累計閲覧者数」、「コメント数」、「1日当たりの閲覧者数」から選択可能
- ランキングを表示する際、タイトルだけでなくサムネイル画像も設定可能。
WordPress Popular Postsの詳しい使い方は、以下の記事をどうぞ。
WP Mail SMTP:WordPressから送信されるメールをSMTPで送信(迷惑メール回避)
「WP Mail SMTP」は、WordPressサイトから送信されるメールを全てSMTPサーバーを利用して、メール送信を行うプラグインです。
- SMTPサーバーを使ってメール送信するため、送信エラーが少ない
- SMTPサーバーから送信されるため、迷惑メールに入りにくい
- PHP Mail/SMTPサーバーの切り替えができる
WP Mail SMTPの設定方法は以下の記事をどうぞ。
まとめ
以上、Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグインを7つと、おすすめプラグインを8つ紹介しました。
Lightningテーマはもちろん、他テーマを使用される際もプラグインは追加した方が良いので、WordPressをインストールしたらすぐに追加するようにしましょう。