WordPressでLightningテーマを使用しており、Lightning推奨プラグイン「VK All in One Expansion Unit(ExUnit)」をインストールした方向け。
Lightningテーマをインストールすると、「VK All in One Expansion Unit(ExUnit)」をインストールするよう求められます。
このプラグインは、Webサイトに求められる様々な機能を実装できる多機能統合型プラグインです。
この記事では、Lightningテーマ推奨プラグイン「VK All in One Expansion Unit(ExUnit)」の設定方法について解説します。
好きなところから読めます
- ExUnitとは
- ExUnitの有効化設定
- ExUnitの機能解説
- fontawesome link タグを出力
- タイトルタグの書き換え
- 再利用ブロック管理メニューの追加
- 管理バーにプラグインリンク追加
- ソーシャルメディア連携
- Google Analytics
- Google Tag Manager
- メタディスクリプションの出力
- noindex 追加機能
- ウィジェット
- 投稿ループ前ウィジェットエリア
- デフォルトサムネイル画像
- CSSカスタマイズ
- 子ページの一覧表示
- 先祖階層からの子ページリスト表示
- お問い合わせセクション
- HTMLサイトマップ表示
- Call To Action
- 広告の挿入
- 関連記事を表示
- IEアラートの表示
- XMLサイトマップ無効化
- 絵文字の無効化
- 管理バーメニュー
- カスタム投稿タイプマネージャー
- ページトップへ戻るボタン
- スムーススクロール
- Body class の追加
- ナビメニューclassの改変
- CSS最適化
- Contact Form 7 アセットファイル最適化
- アイキャッチ画像自動挿入
- ExUnitのメイン設定
- まとめ
ExUnitとは
「ExUnit」とは、Lightningテーマ推奨プラグイン「VK All in One Expansion Unit」の略称です。
ExUnitを使うと、Web集客に必要な以下の機能をWebサイトに実装できます。
- SEO機能
- SNS連携
- 集客機能
ExUnitの有効化設定
それでは、ExUnitの設定方法について解説していきます。
ExUnitの設定は、
ダッシュボード>ExUnit>有効化設定 を選択します。
ExUnit>有効化設定 を選択。
VK All in One Expansion Unit 有効化設定が表示されます。
設定項目が多いので、初めてこの画面を見たら困惑するかもしれませんが、基本的に初期設定の状態で使用できるので、ここで何か設定するようなことは殆どありません。
ExUnitの機能解説
ExUnit の使い方を解説する前に、ExUnit の機能を簡単に解説します。
- fontawesome link タグを出力
- タイトルタグの書き換え
- 再利用ブロック管理メニューの追加
- 管理バーにプラグインリンク追加
- ソーシャルメディア連携
- Google Analytics
- Google Tag Manager
- メタディスクリプションの出力
- noindex 追加機能
- ウィジェット
- 投稿ループ前ウィジェットエリア
- デフォルトサムネイル画像
- CSSカスタマイズ
- 子ページの一覧表示
- 先祖階層からの子ページリスト表示
- お問い合わせセクション
- HTMLサイトマップ表示
- Call To Action
- 広告の挿入
- 関連記事を表示
- IEアラートの表示
- XMLサイトマップ無効化
- 絵文字の無効化
- 管理バーメニュー
- カスタム投稿タイプマネージャー
- ページトップへ戻るボタン
- スムーススクロール
- Body class の追加
- ナビメニューclassの改変
- CSS最適化
- Contact Form 7 アセットファイル最適化
- アイキャッチ画像自動挿入
上記のとおりです。
fontawesome link タグを出力
「Font Awesome」は非常に便利なアイコンフォントです。アイコンフォントを使いたい方はこの機能を設定します。
参考リンク:アイコンフォントで簡単装飾 | ExUnit とは
初期はチェックが外れていますが、外した状態でOKです。
タイトルタグの書き換え
ページタイトルが長くなってしまい、「タイトルを書き換えたい」と思った時に使用します。
参考リンク:タイトルタグの自動最適化 | ExUnit とは
再利用ブロック管理メニューの追加
WordPressのブロックエディタは、追加したブロックを同じ記事で再利用したり、別の記事に追加することができる定型文管理機能があります。
この、ブロックエディタで使用した再利用ブロックを管理するメニューがサイドバーに追加されます。
参考リンク:再利用ブロックの管理メニューを管理画面のメニューに追加できるようになりました | 株式会社ベクトル
管理バーにプラグインリンク追加
通常、サイトの表示確認をする際、管理バーにプラグインのメニューは表示されませんが、メニューの項目が追加されます。
参考リンク:ExUnit 9.45.x で管理バーにプラグインへのリンクを追加しました | 株式会社ベクトル
ソーシャルメディア連携
FacebookやTwitterなどのSNSとの連携の設定機能です。
個別に設定が必要な方はメイン設定の「SNS」で設定を行います。詳しくは本記事の「SNS」という項目で解説しています。
なお、SNS連携に力を入れたい方は、以下の記事も是非どうぞ。
また、SNSのシェアにSEO効果があるかどうか、気になる方は「SNSシェアにSEO効果はある?【直接効果は無いが間接効果あり】」をどうぞ。
Google Analytics
Googleアナリティクスのトラッキングコードを設置する機能です。
ちなみに、Googleアナリティクスのトラッキングコードを取得する方法を「WordPressにグーグルアナリティクスを設置する方法【簡単】」という記事で解説していますので、是非どうぞ。
Google Tag Manager
チェックを入れると、メイン設定にGoogleタグマネージャーのタグの入力項目が追加されます。
メタディスクリプションの出力
メタディスクリプションは検索エンジン対策の1つで、Webサイトの内容を表す文章を出力する機能です。
メタディスクリプションに記載した紹介文は検索結果に表示されますので、ユーザーにWebサイトの内容が一目で伝わるよう、簡潔に記載するようにしましょう。
ちなみに、メタディスクリプションの書き方のコツを「【SEO】meta descriptionとは?【設定方法や書き方を解説】」という記事で解説していますので、是非どうぞ。
noindex 追加機能
指定したページに「noindex」タグを出力する機能です。
なお、「noindex」の言葉の意味や、使う意味を知りたいという方は「noindexとnofollowとは?違いやSEO効果を解説【基礎】」という記事で解説していますので、是非どうぞ。
ウィジェット
ExUnitを有効化していることで、以下のウィジェットが追加されます。
- VK_最新記事:最新記事タイトルのリンクテキストと日付を表示します。
- VK_固定ページ本文:固定ページのコンテンツ部分をウィジェットに表示します。
- VK_プロフィール:ウィジェットに入力されたプロフィールを表示します。
- VK_FB Page Plugin:Facebook ページプラグインを表示します。
- VK_3PR エリア:3PR エリアを表示します。
- VK_カテゴリー/タグ:リストカテゴリ・タグまたは、フォーマットリストを表示します。
- VK_アーカイブリスト:アーカイブの一覧を表示します。月ごともしくは年ごとでの表示。また、ポストタイプを選択できます。
なお、各ウィジェットの設定は
ダッシュボード外観>ウィジェット の設定画面で行って下さい。
投稿ループ前ウィジェットエリア
投稿やカスタム投稿タイプのアーカイブページの上部にウィジェットエリアを追加できます。
参考リンク:投稿タイプアーカイブページで記事一覧の上部にウィジェットエリアを追加する方法(他のテーマでもほぼ使える) | 株式会社ベクトル
デフォルトサムネイル画像
投稿を一覧表示する際、デフォルトでサムネイル画像が表示される機能です。
参考リンク:デフォルトサムネイル設定機能を追加しました | 株式会社ベクトル
CSSカスタマイズ
テーマデザインをカスタマイズできる CSSをカスタマイザーから追加できます。
追加するCSSは
ExUnit>CSS カスタマイズ の画面から追加できます。
詳しくは「【WordPress】外観のカスタマイズの使い方【Lightningテーマ】」をどうぞ。
子ページの一覧表示
指定した固定ページの下部へ、その固定ページの下層子ページの「ページタイトル / サムネイル / 抜粋文 / 該当ページへのリンク」をセットで一覧表示します。
下図のように、下層子ページを自動で一覧表示します。
先祖階層からの子ページリスト表示
現在のページの先祖階層からの子ページリストをページ本文の下に表示します。
お問い合わせセクション
お問い合わせ情報を表示します。
記事本文編集画面下部のメタボックスやブロック、ウィジェットなどから、お問い合わせ情報を挿入できます。
HTMLサイトマップ表示
指定した固定ページに、HTMLサイトマップを表示できます。
Call To Action
投稿や固定ページの本文下部にCTAを表示します。
CTAを設置することで、無料プレゼント・サンプルのダウンロードページ・メルマガ登録などに誘導しやすくなります。
詳しい設置方法は「【WordPress】LightningテーマのCTAを設置する方法【成約率アップ】」をどうぞ。
広告の挿入
記事中に広告を入れる機能です。
関連記事を表示
投稿に「タグ」を追加すると、記事下の部分に、タグに関連した記事が自動で表示されます。
IEアラートの表示
サイトを閲覧しているユーザーがIE(インターネットエクスプローラー)を利用している場合、警告を表示します。
XMLサイトマップ無効化
チェックを入れると、WordPressのデフォルトのXMLサイトマップ出力機能を無効化できます。
ちなみに、「Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグイン7+8選」という記事でXML Sitemaps(旧称Google XML Sitemaps)を紹介していますが、XML Sitemapsを有効化すると、WordPressのデフォルトのXMLサイトマップ出力機能を無効化します。
ですので、XML Sitemapsを使われる方は何もしなくてもOKです。
絵文字の無効化
チェックを入れると絵文字機能を無効化できます。
無効にすると絵文字コードが出力されなくなるので、ページの読み込みが少しだけ早くなります。
参考リンク:絵文字機能を無効化できるようになりました | 株式会社ベクトル
管理バーメニュー
管理画面の左側メニューに「EXUnit」のメニューが追加されていますが、上部にも表示させる機能。
カスタム投稿タイプマネージャー
カスタム投稿タイプやカスタム分類を追加します。
詳しい使い方は以下の記事をどうぞ。
ページトップへ戻るボタン
画面の右下隅にページトップへ戻るボタンが追加されます。
スムーススクロール
同一ページ内のアンカーリンクによる移動を、スムーススクロールにする機能です。
Body class の追加
投稿タイプ名や固定ページのスラッグ名をbodyタグのクラスに追加する機能です。
参考リンク:bodyのidに今のページのスラッグ名を、classに先祖ページのスラッグ名を追加する | 株式会社ベクトル
ナビメニューclassの改変
メニューに投稿トップやカスタム投稿タイプアーカイブページが設定された時に、詳細ページや関連するカスタム分類ページを表示している時でも適切にcurrentクラスが追加されるように調整する機能です。
CSS最適化
チェックを入れるとCSSが最適化され、表示速度が改善します。
CSSをカスタマイズされている方は、チェックを入れるとレイアウトが崩れる可能性がありますので、チェックを入れる前にバックアップを取得されることをおすすめします。
参考リンク:Lightning 12.10.0 / Lightning Pro 7.10.0 / Katawara 8.2 での変更点について – CSS最適化(高速化)設定の仕様変更 | 株式会社ベクトル
Contact Form 7 アセットファイル最適化
チェックを入れると、Contact Form 7 のフォームを設置している以外のページで、Contact Form 7に関連するCSS・JavaScriptの読み込みを解除できます(読み込みが早くなります)。
参考リンク:ExUnit 9.15.1.1の機能追加と変更点 | 株式会社ベクトル
アイキャッチ画像自動挿入
チェックを入れると、アイキャッチ画像が自動的に挿入されます。
参考リンク:アイキャッチ画像自動挿入 | ExUnit とは
ExUnitのメイン設定
ExUnitのメイン設定について解説します。
- トップページの<title>タグ
- SNS
- メタキーワード
- メタディスクリプション
- Google Analytics設定
- お問い合わせ情報
- HTMLサイトマップ
- Call To Action
- 広告の挿入
上記のとおりです。
トップページの<title>タグ
Webサイトのトップページタイトルは通常、サイトのタイトルとキャッチフレーズが表示されます。
このままだとトップページのタイトルが長いので、「takalog」というタイトルを入力欄に記載します。すると、トップページのタイトルが書き換わります。
SNS
SNS連携は設定項目が多く、面倒に思えるかもしれませんが、念のため、設定しておきましょう。
OGPなどの投稿タイトルの変更
OGP(Open Graph Protcol)は、SNS(FacebookやTwitterなど)シェアした際に、Webページのタイトルやイメージ画像などを伝えるためのHTML要素です。
Facebook アプリケーションID
入力欄の下にあるリンクからAppIDを取得してAppIDを入力します。
結構難しいので、下記のサイトを参考に取得されると良いかと思います。
参考リンク:【2019年12月更新】Facebook app id(アプリID)の取得方法 | バリュークリエーション株式会社
FacebookページURL
FacebookページのURLを入力します。
Facebookページのアクセストークン
Facebookページのアクセストークンを入力します。
デフォルトのOGPイメージ
デフォルトで表示されるOGPイメージを設定します。
「画像を選択」ボタンをクリックすると画像の選択・アップロードができます。
twitter ID
Twitterアカウント情報を入力します。
OGタグ
チェックを入れるとOG関連のタグが出力されます(チェックを推奨します)
Twitterカードタグの出力
チェックをいれるとTwitterカードタグが出力されます(チェックを推奨します)
ソーシャルボタン
SNSシェアボタンの表示設定を行います。
シェアボタンを常に表示させておきたい場合は、チェックを入れておきましょう。
また、シェアボタンを表示しない投稿タイプも指定できます。こちらはチェックを入れた投稿タイプにシェアボタンが表示されなくなります。
なお、シェアボタンの表示色を変更したいという方は、カスタマイザーで設定可能です。
詳しくは「【WordPress】外観のカスタマイズの使い方【Lightningテーマ】」をどうぞ。
シェアボタンを表示しない投稿のID
シェアボタンを表示したくない投稿がある場合、投稿のIDを入力すると、シェアボタンを非表示にできます。
シェアボタンの非表示はページ編集画面からも設定可能
シェアボタンの非表示はページ編集画面からも設定可能です。
投稿・固定ページ編集画面下部にあるExUnitの「シェアボタンの非表示設定」という項目で個別に設定できます。
シェアボタンの表示位置
シェアボタンの表示位置を設定します。
Follow me box
「Follow me」のユニットとは、記事下に表示される下図のユニットのことです。チェックを外すと非表示となります。
Follow me box の見出しテキスト
Follow me box の見出しテキストは、初期設定では「Follow me!」と入力されていますが、任意のタイトルに変更できます。
投稿数
シェアされた数を表示させる設定です。
Google Analytics設定
Google アナリティクスで取得したトラッキングIDを入力します。選択項目は、推奨の「gtag」のままでOKです。
なお、GoogleアナリティクスのトラッキングIDの取得方法は「GoogleアナリティクスをWordPressに設置する方法【簡単】」をどうぞ。
メタディスクリプション
メタディスクリプションは、固定ページ・投稿で設定できます(「抜粋」項目に入力した内容が反映されます)。
なお、メタディスクリプションの書き方については「【SEO】meta descriptionとは?【設定方法や書き方を解説】」をどうぞ。
Noindex
noindexを追加したい投稿タイプにチェックを入れると、noindexを設定できます。
なお、noindexを設定する意味については「noindexとnofollowとは?違いやSEO効果を解説【基礎】」をどうぞ。
デフォルトサムネイル画像
デフォルトのサムネイル画像を設定したい方は、ここで画像を追加します。
連絡先情報
お問い合わせに関する情報を設定します。
連絡先情報の設定方法は以下のページで解説していますので、こちらを参考にしながら設定して下さい。
HTMLサイトマップ
サイトマップから除外する投稿タイプにチェックを入れると、サイトマップに「投稿」が表示されなくなります。
HTMLサイトマップの表示設定
HTMLサイトマップの表示設定は簡単です。
固定ページの編集画面の下の方に、「挿入アイテムの設定」という項目がありますので、「HTMLサイトマップの表示」にチェックを入れて公開ボタンを押すだけです。
これで、HTMLサイトマップを表示させる事ができます。
サイトマップを作成したら、フッターメニューに追加しておきましょう。
メニューの設定方法は「【WordPress】ナビゲーションメニューの作り方【メニュー追加・階層】」をどうぞ。
Call To Action
予め作成しておいたCTA(Call To Action)を、投稿ページに表示するか、固定ページに表示するかを設定できます。
なお、CTAの設定方法は「【WordPress】LightningテーマのCTAを設置する方法【成約率アップ】」をどうぞ。
広告の挿入
Webサイトに広告を掲載したい方にとっては非常に便利な機能です。
記事の最初 / moreタグの直後 / 記事の最後に広告を挿入できます。
各設置場所に2つの入力項目がありますが、どちらに設置してもきちんと表示されます。
なお、2つの広告を並べて表示させたい時は、上下1つずつ広告タグを設置すると、横並びで表示されます。
ページトップへ戻るボタン
チェックを入れると、タッチデバイス(スマートフォン、タブレット)で非表示となります。
まとめ
以上、Lightningテーマ推奨プラグイン、「ExUnit」の機能と使い方を解説しました。
「ExUnit」は多機能ゆえ、設定項目が多く、全て入力するのは大変だと思いますが、Webサイトにアクセスを集めたり、集客に繋げるために必要な機能なので、必ず設定するようにしましょう。
ちなみに、ExUnit以外のプラグインはすでにインストールされましたか?もしまだという方は、「Lightningテーマのインストール後に追加必須のプラグイン7+8選」という記事で、Lightningテーマに追加するべきプラグインを紹介していますので、こちらもインストールしておきましょう。