WordPressの記事の書き方(投稿の使い方)をお探しの方向け。
WordPressブログを始めたばかりで、どうやって記事を書けばよいのかお悩みですか?
この記事では、WordPressの標準エディタ(ブロックエディタ)の投稿機能を使って記事を書く方法を解説します。
新規記事の作成方法から、タイトルや本文の入力方法、画像挿入の方法、文字装飾、リンクの貼り方など、図解入りで詳しく解説していきます。
また、本記事では、下記手順で解説していきますので、手順どおりに作業することで、記事の書き方から投稿までマスターできるようになっています。
- 記事の書き方
- 本文の装飾方法
- 記事の投稿方法(記事の公開)
WordPressのブロックエディタを実際に使ってみれば分かると思いますが、難しい操作を必要としませんので、是非、本記事の手順どおりに作業を進めてみて下さい。
ちなみに、「WordPressのインストールはこれから」という方は、以下の記事でインストール方法を解説していますので、是非参考にして下さい。
WordPressの記事の書き方
最初に、WordPressの記事の書き方から紹介していきます。
- 新規記事の作成方法
- タイトルの入力
- 本文の入力
- 見出しの入力
- 本文に画像挿入
- カテゴリー設定
- タグ設定
- アイキャッチ画像の設定
上記のとおりです。
新規記事の作成方法
ダッシュボード>投稿>新規追加 を選択すると、新規記事作成画面が開きます。
他にも、投稿一覧画面の新規作成ボタンや、ヘッダー上部にある「+新規」をクリックしても新規作成画面が開きます。
下図画面が開いたら、新規記事を書いていきます。
上部メニューの使い方(概要)
上部メニューの使い方を簡単に解説しておきます。
- ①投稿一覧画面に戻ります
- ②「+」をクリックするとブロックメニューが開きます。
- ③元に戻す・やり直す
- ④右サイドバーが開きます。
- ⑤表示方法の変更、エディタの変更ができます
左側メニューの表示方法
新規記事の作成画面を開くと左側メニューが非表示になります。
左側メニューを表示させた状態にしておきたいという方は、①画面右上にあるメニュー(縦に点が3つ並んでるアイコン)をクリックし、②「フルスクリーンモード」のチェックを外します。
下図のように、左側メニューが表示されるようになります。
右サイドバーの開き方
画面右上の歯車のアイコンをクリックすると、右サイドバーの表示・非表示を切り替えられます。
タイトルの入力
「タイトルを追加」という部分にブログの記事タイトルを入力します。
サンプルとして、下図のようにタイトルを入力してみました。
なお、ブログのSEO対策上、記事タイトルは32文字以内に納めるのがベターです。
本文の入力
タイトルの下は、ブログの本文を書くエディターの部分となっています。
ここに文章を書いたり、画像を挿入します。
ちなみに、WordPressは1行がひとつの「ブロック」となっています。
Enterキー押すと2つ目のブロックが出現します。
また、ブロックの右側にある「+」をクリックすると、段落を追加したり、画像や見出し、スペースなどを追加できるようになっています。
見出しの入力
ブログの見出しを入力するには、①見出しとなる文章を入力し、②ブロック上部のアイコンをクリックします。
プルダウンメニューが表示されますので、「見出し」を選択すると、先程の文章が見出しに変わります。
ブロック上部のメニュー内にある「H2」をクリックすると、H1~H6までの見出しが選択できます。
見出しを使う意味や使い方のルールを知りたい方は、下記記事をどうぞ。
本文に画像挿入
本文に画像を挿入するには、①ブロック右の「+」をクリックしてメニューを開き、②「画像」を選択します。
画面上部のメニューからでもOKです。
①画面左上の「+」アイコンをクリックし、②画像を選択します。
画像挿入のブロックが表示されます。
画像の挿入方法は3つ
画像の挿入方法は3つあります。
- アップロード
- メディアライブラリ ← 推奨
- URLから挿入(使うことはないと思います)
アップロードを選択して直接画像を挿入してもよいですが、おすすめはメディアライブラリを選択して挿入する方法です。
メディアライブラリを使って画像を挿入する方法
メディアライブラリに挿入したい画像をドラッグ&ドロップします。
メディアライブラリにアップロードした画像が表示されますので、①画像を選択し、②「選択」をクリックします。
下図のように本文中に画像を挿入できます。
本記事では画像挿入方法のみ紹介していますが、「【WordPress】画像の挿入方法【図解入りで詳しく解説】」という記事で画像挿入に関する様々な機能や使い方を紹介していますので、興味のある方は是非どうぞ。
なお、ブログで使える画像をお探しの方は、下記記事をどうぞ。
カテゴリー設定
ブログのカテゴリーは右サイドバーで設定できます。
①画面右上のアイコンをクリックして右サイドバーを開き、②「カテゴリー」を選択します。
カテゴリーメニューの「新規カテゴリーを追加」をクリックします。
①「新規カテゴリー名」に任意のカテゴリー名を入力し、②「新規カテゴリーを追加」をクリックします。
下図のように「未分類」と「ワードプレス」にチェックが入った状態で表示されますので、「未分類」のチェックを外します。
チェックを外すと、「ワードプレス」というカテゴリーが設定されました。
なお、ブログのカテゴリー名の決め方や注意点については下記記事をどうぞ。
カテゴリーを新規追加した時の注意点
カテゴリーを日本語名で新規追加すると、カテゴリーのURLが日本語になってしまいます。
SEO的な問題はありませんが、将来的に不具合を起こす可能性がありますので、カテゴリーを新規追加したら半角英字に編集するようにしましょう。
詳しい編集方法は下記記事をどうぞ。
タグ設定
ブログのタグは、カテゴリーの下にある項目を選択すると設定できます。
任意のタグ名を入力し、Enterキーを押します。
下図のようになればタグの設定は完了です。
タグは1つの記事に何個設定しても問題ありません(あまり沢山設定すると、ユーザーが分かりにくくなります)。
また、タグは入れても入れなくても問題ありません。
実際、筆者もタグを入れていない記事がいくつかあります。
タグ設定の詳細については、WEBST8さんの
「【WordPressタグとは】タグの使い方と設定方法を徹底解説」で詳しく解説されています。
タグを新規追加した時の注意点
日本語でタグを新規追加したら、「【WordPress】カテゴリー・タグのURLを編集する方法」を参考に、タグのURLを半角英字に編集しましょう。
アイキャッチ画像の設定
ブログのアイキャッチ画像は、
①右サイドバーの「アイキャッチ画像」を選択し、②「アイキャッチ画像を設定」をクリックしてメディアライブラリを開いて設定します。
ちなみに、アイキャッチ画像の作り方や、アイキャッチ画像の必要性を以下の記事で紹介していますので、是非どうぞ。
以上、WordPressの記事の書き方の基本を解説しました。
次の項目では、本文の装飾方法を紹介していきます。
WordPressの本文の装飾方法
WordPressの本文で使う代表的な装飾方法を紹介します。
- 基本的な文字装飾(太字、斜体、リンク)
- 行間スペース(改行)
- 文章の引用方法
- 箇条書き(リスト化)
- テーブル(表)
- 埋め込み
上記のとおりです。
基本的な文字装飾(太字、斜体、リンク、文字色、大きさ)
基本的な文字装飾の方法を紹介します。
- 太字、斜体、リンク
- 文字色・背景を変える
- 文字の大きさを変更する
上記のとおりです。
太字、斜体、リンク
ブロック上部に表示されるメニューから、太字や斜体、リンクを設定できます。
設定すると下記のように表示されます。
- 太字
- 斜体
- リンク
太字や斜体はシンプルな装飾ですが、文章にメリハリをつけることができます。
また、リンクは、外部サイトへのリンクを貼ったり、内部リンク(ブログ内の記事)を張る時に使います。
文字色・背景を変える
文字色や背景色を変更したいテキストを選択し、右サイドバーの「色設定」をクリックします。
下図のように「文字色」と「背景色」が出現しますので、お好みのカラーを選択します。
なお、カスタムカラーを選択すると、カラーピッカーを使って自由に色を調整できます。
文字の大きさを変更する
文字の大きさを変更したいテキストを選択し、右サイドバーの「タイポグラフィ」をクリックします。
フォントサイズを「小~特大」から選択すれば、文字の大きさを変更できます。
あまり使わないかもしれませんが、目立たせたい部分があれば「大」にするとテキストが見やすくなります。
行間スペース(改行)
Enterキーで改行できますが、改行よりも行間スペースを開けたい時は、「スペーサー」と呼ばれる機能を使うと自由に行間スペースを開けることができます。
スペーサーを使って行間スペースを開けるには、①ブロック横の「+」をクリックして、②「スペーサー」を選択します(出現しないときは、ブロックの検索で「スペーサー」と入力して下さい)。
スペーサーの青い点をクリックしながら上下にうごかすことで、スペーサーの上下幅を調整できます。
文章の引用方法
他サイトから文章を引用する際は、引用を使って文章を引用します。
①引用文を貼付けたら、②ブロック上部メニューの一番左のアイコンをクリックし、③引用を選択します。
引用文の下に「引用元を入力」と表示されますので、引用元の記事タイトルを入力します。
下図のように引用元の記事タイトルを貼ります。
最後に、引用元の記事タイトルにリンクを貼ります。
設定すると、下記のように表示されます。
WordPress (ワードプレス) は、ブログから高機能なサイトまで作ることができるオープンソースのソフトウェアです。
他サイトから文章を引用する際は、必ず引用元を明記するのがポイントです。
ちなみに、以下の記事で引用のルールを詳しく解説していますので、是非どうぞ。
箇条書き(リスト化)
箇条書きを使うと、下記のように文章の要点を伝えやすく、文章も読みやすくなります。
- 箇条書きは文章の要点を伝えやすい
- 文章が読みやすくなる
- 重要なポイントを伝えやすくなる
設定方法は、箇条書きにしたい文章をブロックごとに書き、マウスの左クリックを押しながら箇条書きにしたい文章を全て選択します。
選択した状態で、①上部メニューのアイコンをクリックし、②リストを選択します。
下図のように箇条書きとして表示され、3つのブロックが1つにまとまる形となります。
下図赤枠内をクリックすると、数字のリスト表示(順序通りの表示)に切り替わります。
テーブル(表)
①ブロック右の「+」をクリックし、②テーブルを選択します(出現しないときは、ブロックの検索で「テーブル」と入力して下さい)。
カラム数と行数を設定し、「表を作成」をクリックします。
なお、カラム数と行数の意味は下記のとおりです。
- カラム数:縦列
- 行数:横列
下図のようにテーブルが表示されます。
なお、右サイドバーでテーブルデザインを変更できます。
テーブルのヘッダー・フッターの設定もできます。
ちなみに、テーブルの内容を頻繁に更新される方や、セル数が多いテーブルを作られる方、ソート機能付きの高機能なテーブルを作成したいという方は、テーブル作成プラグインを使うと便利です。
埋め込み
記事中に動画やSNSのタイムラインを表示したい時は、埋め込み表示を使います。
使い方は簡単で、URLを貼り付けるだけです。しかも、殆どのWebサービスに対応しています。
ブロック右の「+」をクリックし、「埋め込み」を選択します(出現しないときは、ブロックの検索で「埋め込み」と入力して下さい)。
埋め込むURLを入力します。
たったこれだけで埋め込み表示ができます。
ちなみに、Amazonアソシエイトのアフィリエイトリンクも埋め込み表示ができます。
WordPressの投稿方法(記事の公開)
記事を書き終えたら記事を投稿(公開)しましょう。手順は下記のとおりです。
- 手順①:パーマリンクを設定する
- 手順②:プレビューで確認
- 手順③:記事を投稿する(記事の公開)
上記のとおりです。
手順①:パーマリンクを設定する
公開ボタンを押す前に、まずはパーマリンクを設定します。
右サイドバーの「パーマリンク」をクリックします。
「URLスラッグ」という項目に、任意の半角英数字を入力します。
カテゴリが日付になっている場合
下図のようにスラッグの前に日付が入っている場合、初期設定を見直しましょう。
以下の記事でパーマリンクの設定方法を解説しています。すぐに設定を見直しましょう。
手順②:プレビューで確認
記事を公開する前に、プレビューで表示を確認します。「新しいタブでプレビュー」をクリックすると見やすいです。
モバイルを選択すると、スマホの表示を確認できます。
手順③:記事を投稿する(記事の公開)
パーマリンクを設定し、プレビューで表示を確認したら記事を投稿(公開)しましょう。
右上の「公開」ボタンをクリックすれば、記事は公開されます。
以上でWordPressの記事投稿は完了です。
お疲れさまでした。
WordPressの投稿の使い方に関するよくある疑問
最後に、WordPressの投稿の使い方に関するよくある疑問を4つ紹介します。
- 予約投稿はどのように設定すればよいの?
- 吹き出しは使えないの?
- 投稿と固定ページはどう違うの?
- パスワードを入力しないと見れないようにできる?
上記のとおりです。
予約投稿はどのように設定すればよいの?
右サイドバーの投稿からを開くと、下図「ステータスと公開状態」という項目がありますので、赤枠内の「今すぐ」をクリックします。
下図のようにカレンダーが表示されますので、公開したい日時と時間を設定します。
吹き出しは使えないの?
WordPressデフォルトのテーマでは使えませんが、以下いずれかの方法であれば吹き出しを使えるようになります。
- 吹き出しを使えるテーマを導入する
- 吹き出しが作成できるプラグインを導入する
ちなみに、「ブログ向けWordPressテーマおすすめ15選【無料あり】」という記事で紹介しているテーマであれば、吹き出しが使えますので是非どうぞ。
吹き出しが作れるプラグインは、LIQUID PRESSさんが無料で配布してます。
プラグインの入手方法や使い方は、LIQUID PRESSさんの
「吹き出しで会話ができる WordPressプラグイン | LIQUID PRESS」をどうぞ。
投稿と固定ページはどう違うの?
WordPressの投稿と固定ページの違いは下記のとおりです。
- 投稿 → ブログ記事を書く時に使う、カテゴリーに属したコンテンツページ
- 固定ページ → 商品・サービスの案内やプロフィール、お問い合わせページを作成する時に使う、カテゴリーに属さない独立したページ
ブログ記事を書く時は投稿を使います。
固定ページは、商品・サービスの案内や、お問い合わせ、プライバシーポリシー等のページを作る時に使用します。
投稿と固定ページの違いの詳細は、バズ部さんの
「WordPressの固定ページと投稿の違い」で詳しく解説されています。
パスワードを入力しないと見れないようにできる?
投稿で作ったページをパスワードを入力しないと見れないようにするには、「WordPressでサイト全体・ページ単位をパスワードで保護する方法」をどうぞ。
まとめ
以上、WordPressの記事の書き方の基礎から装飾方法、投稿手順までを解説しました。
解説だけ見てしまうと難しく感じるかもしれませんが、ブロックエディタは直感的に操作できるよう設計されていますので、使っているうちにすぐに覚えると思います。
沢山手を動かして、記事の書き方に慣れましょう。
ちなみに、「【WordPress】固定ページの作り方・使い方を図解入りで解説」という記事で固定ページの作り方を解説していますので、併せてこちらも是非どうぞ。